商品番号 1400796

【奥順謹製 本場結城紬】 特選手紡ぎ真綿紬 手織・高機 ≪御仕立て上がり・新古品≫ 「灰桜色」 人気の無地結城から抜群の良色! 一生愛せる無地紬! 身丈157.5 裄68.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
シンプルの究極、無地。
お色を楽しみ、素材を楽しむ。
帯合わせの可能性は無限大に…
千変万化の装いは、ご自身の歴史をその着心地に映し出してくれます。
そのような一枚には、ぜひとも紛れもない「本物」を。

着込めば着込むほどにふうわりと身体になじみ…
その強さは、三代お袖を通してなおしっかりと「上質」を感じさせてくれます。

これこそが、本結城の無地。
時代を超えて愛される、織りの名品。
いつかは一枚、とお考えの方も多いことでしょう。

本場結城紬・高機の無地紬のご紹介です。
よりわけ良きお色で、状態も良好、証紙も付属したお品でございます。
是非ともこの機会にご検討くださいませ。


【お色柄】
大島が紬の女王なら、結城はまさに…紬の王様。
経緯真綿の軽やかさ、
布というよりも綿を纏うかのような着心地…

本結城のしなやかで軽い絹地は
穏やかな女性らしさあふれる灰桜色。
もちろん先染めの糸を丁寧に織り成してございますので、
独特の柔らかな雰囲気がございます。
帯合わせも、さぞかし映えることでしょう。

現代の感覚にも良く合う、洗練されたムードを…
都会的にも、民芸的にも。
帯あわせ次第でいかようにも着こなしていただけることでしょう。


【商品の状態】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【本場結城紬について】
日本三大紬に数えられる茨城県の伝統織物です。

糸づくりでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、
もう片側の手前の部分を枠に、きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯(タテヨコ)を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。

平成17年6月3日、本場結城紬のラベルが新ラベルに生まれ変わりました。
現在「本場結城紬」に指定されるものは、以下の4つでございます。
(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)

なかでも、
<手紡ぎの無撚糸の使用、手括りの絣糸の使用、居座機で織り上げる事>
この三つの要件を満たしたものが
「重要無形文化財」の本場結城紬でございます。

本場結城紬検査協同組合では、絣もの以外の無地と縞、
格子のみに高機での製織を許可し、厳重な検査で品質を証明しています。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈157.5cm(適応身長152.5cm~162.5cm) (4尺 1寸 5分)
裄丈68.5cm (1尺 8寸 1分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾22.5cm (6寸 0分) 後巾27.5cm (7寸 2分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm (1尺 8寸 6分) 袖巾36cm (9寸 5分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、気軽なお食事など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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