【仕入れ担当 吉岡より】
涼やかな夏の小千谷ちぢみに、キリッと鮮やかな和染紅型の本麻九寸帯を合わせて…
帯が際立つカジュアルコーディネートを、今だけの赤札価格でお届け致します!
上質だけど、さらりと着こなしていただける
夏の定番といえば…越後の本場小千谷ちぢみ!
暑い日本の夏。
見た目の涼やかさだけでなく、お召しの方にも心地よく
過ごしていただきたいもの。
その点から申しますと、 放熱効果と吸水性のある本麻は、
他のどのような繊維にもまさる快適さを、盛夏の和姿に運んでくれます。
ご自宅でお手入れできる点でも、重宝いたします。
汗で汚れた際には、水またはぬるま湯でかるく押し洗い、そして陰干しを。
巾の不揃いは霧吹きで湿気を与え、手で形をとりながら折りタタミして下さい。
(※洗濯機・アイロン・熱湯の使用は避けて下さい)
そして、人気の高い栗山紅型の九寸帯。
夏の大麻帯地を染めた作品から、色柄を厳選して仕入れて参りました!
沖縄の色彩豊かで美しい紅型染のテイストと、
日本のしっとりとした深みのある伝統色が溶け合った本当に素敵な染帯です。
すっきりとした夏の装いにあわせていただければ、
帯のひきたつハイセンスなお洒落をご堪能いただけることでしょう。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【色・柄】
<着物>
風を通して、肌につかない…麻ならではの質感。
お色はスッキリとした白鼠色の印象で、繊細な織りによって
万筋の模様を一面に織り成しました。
ハリのある生地の質感に涼やかな透け感が、湿度の高い日本の夏に、
快適な大人の和の装いを演出してくれることでしょう。
<帯>
大麻は中央アジア、カスピ海周辺を原産地とする高さ3~5mにもなるクワ科の一年草で、
繊維を取る目的で栽培された最初の植物であります。
その歴史は新石器時代の初期までさかのぼることができ、
日本の縄文時代の遺跡からも見つかっています。
大麻は、長い間、日本人の生活の中で繊維用のほか、
食料、燃料、建材、薬などのための重要な植物として栽培されてきた、
アメリカによって禁止されるほんの半世紀前までは、日本中どこにでも植えられていた植物です。
その今では稀少な大麻の繊維を使ってつくられたのが今回ご紹介するお品です。
地色はシックな鉄紺色を基調として。
ざっくりとした風合い豊かな麻の帯地に染められたのは、
背景を白く染め分けた「菊に牡丹」の花模様。
紅型の彩りで和の風情を表現し、味わいある情緒たっぷりな仕上がりとなっております。
栗山工房独特のムードが、お締めになられる方のハイセンスな感性を演出します。
丹精込めた紅型の和染め技法にて、地色に冴える彩りは
ひと目で心が晴れやかになるような印象です。
おしゃれな染帯はぜひ、こだわりをもってお選びいただきたいものです。
織りの着物や小紋などにあわせて、品あるお洒落をお楽しみくださいませ。
【栗山吉三郎について】
沖縄の紅型に魅せられた初代・栗山吉三郎氏が、
昭和半ばに京都で創業した伝統ある工房、それが栗山工房です。
現在は三代目・栗山吉三郎氏が率いておられ、
ほとんどの工程を工房内で一貫生産している珍しい工房です。
琉球の色彩豊かで美しい紅型染と、内地ならではの深みある伝統色が溶け合う。
それこそが、和染紅型の魅力。
栗山紅型とも称される、心に響く染めものでございます。
栗山工房ではお振袖から訪問着、小紋などとの多くの創作品を手がけていらっしゃいますが、
一番人気の高いのはやはり染めの九寸名古屋帯です。
シンプルなおきものにアクセントとしてはもちろんのこと…
すっきりとしたお太鼓柄は、総柄の小紋などにもよく似合います。
織りのおきものとの相性は申し上げるまでもなく、
また色無地にお締めいただけば、主張あるなかにもやわらかな装いとなります。
【着物】
麻100%
長さ12.5m 内巾38cm(裄丈72cmまで)
吉新織物
【帯】
麻100% 長さ3.6m(お仕立て上がり時)
お仕立てご依頼の際、ご指定無き場合のたれ先の仕上がりは無地となります。
たれ先にお柄をご希望の場合はその旨別途ご指示ください。
お柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 6月~8月(夏前単衣から盛夏に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事、ショッピング、行楽などのカジュアルシーンに。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
水通し4,950円+麻衿裏6,600円+お仕立代25,300円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
※「水通し」はお仕立て前に生地の糊を落とすために必要な工程です。