商品番号 1397764

【夏物】 【重要無形文化財糸使用 寿小千谷縮】 高級本場小千谷ちぢみ 小千谷市指定文化財 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「小雨短冊紋」 入手困難!夏の超希少品 身丈155 裄67

売切れ、または販売期間が終了しました。




【 仕入れ担当 渡辺より 】
小千谷市指定文化財
【 寿小千谷縮(ことぶきおぢやちぢみ)】のご紹介です。

本品は重要無形文化財小千谷縮布技術保存協会理事の
大渕茂氏によって織り上げられたお品。

織のお着物通の方でも…
その名は聞けども、現物は目にしたことはない、
もしくはご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

寿小千谷縮―
小千谷市指定文化財認定証の登録ナンバーが示すとおり、
その生産単数は年間わずか数反。
かの【 重要無形文化財 小千谷縮 】の流れをくむ逸品でございます。

織り上げは先述の重要無形文化財小千谷縮につづきごくごく少なく、
流通経路が限られておりますので、そうそう出回る事がございませんし、
言わずもがな、価格はおのずと高額に。

そんなお品が破格でございます!


【 お色柄 】
緯糸に強い撚(よ)りをかけて糊で固定し、織り上げた後、
糊を洗い落とし、湯もみすることで撚りが戻り、表面が縮む事で
あらわる「しぼ」が味わい深い、自然な生成りの濃淡地に、
ごくごくシンプルな、小雨のような破線を込めた短冊が
斜め取りの構図で織りだされております。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。


*****************************************
重要無形文化財指定 本製小千谷縮について
*****************************************
1300年にも及ぶ歴史を持つ越後麻布に
さらなる改良を加えて誕生した縮織の麻織物。

苧麻(ちょま)を手績(てう)みしたものを使用し、
いざり機で織り上げられた小千谷縮布(本製)は、
国の重要無形文化財の染織第1号に指定されている。


上記5つの指定要件を満たしたものが
重要無形文化財指定の『 本製小千谷縮 』となる。

【 認定条件 】
1.糸は手績みの苧麻糸によること
2.絣は手くびりによること
3.いざり機(地機)で織ること
4.縮の仕上げは湯もみ、上布は足踏みによること
5.雪さらし

本製小千谷縮を1反完成させるだけの苧麻(からむし)を
手績みするには気が遠くなる作業で、苧麻の茎の皮から
繊維だけを取り出して干した青苧(あおそ)を爪で細く裂き、
その一本一本を均一な太さにならしながらつなぐという
至難の技で、熟練の職人でさえも1日5~6g手績みするのが
限度と言われている。

手績み技術及び、いざり機の後継者が
年々減少していることもあり、国指定の
本製小千谷縮はさらなる減産の一途をたどった。

平成27年度の無形文化財小千谷縮の着尺の
生産反数は3反。これは無地も含めての織り上げ反数で、
絣ものともなると2年に1反上がるがどうかという状況である。

そういった背景を踏まえながら、技術保存、後継者育成の観点から
明治以降に輸入され、用いられ始めた手績みした糸よりも強い紡績糸、
「ラミー糸」を縮の経糸(たていと)に使用し、手織り機(高機)で
織りあげた【 寿小千谷縮 】が生み出された。

【 寿小千谷の認定条件 】
【 指定要件 】
1、 緯糸は苧麻を手うみした糸を使用し、経糸はラミー糸を使用すること。
2、 絣模様をつける場合は定規を使用し、手くびり・手づきによること。
3、 手おり機で織ること。
4、 しぼとりは湯もみ・足ぶみによること。
5、 さらしをする場合は雪ざらしによること。


小千谷市指定文化財への認定は平成2年と比較的最近であるが、
その技術の高さ、織の完成度はいうまでもない。



商品詳細

- 素材・サイズ

麻100%(緯糸:手績苧麻、経糸:紡績糸(ラミー糸) 
※衿裏:精華地 縫製:手縫い
背より身丈155cm(適応身長150cm~160cm) (4尺 0寸 9分)
裄丈67cm (1尺 7寸 7分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈47.2cm (1尺 2寸 5分)
前巾27.5cm (7寸 3分) 後巾32.5cm (8寸 6分)
※居敷当(精華地)付き


【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ 現状最大寸法です。(縫込みがほぼないため)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 夏物の洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの夏の名古屋帯、自然布の帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

最近チェックした商品もっと見る(0点)もっと見る