商品番号 1394711

【9万円均一】 【本場結城紬】 重要無形文化財技術使用 80山亀甲絣 地機・手紡ぎ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「菊」 憧れの本結城! 証紙もついてこの価格! 身丈162 裄67

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
この質感、この風情…
ふっくら、軽やかでやわらかく…
素材の質感、風合いは他に並ぶものはございません。

憧れの本場結城紬のお着物をご紹介いたします。
証紙も残った極上品。
それをこのお値段で…。
まずはじっくりとご覧くださいませ。


【色柄】
こっくりと深い留紺色の真綿紬地に、
絣糸を用いて、丁寧に作り上げられる亀甲模様。
あらわされたのは、菊の花意匠。
シンプルでありながら、本当に贅沢な仕上がり。

糸を紡ぎ出すところから絣糸作り、織り上げ…と、
その工程ひとつひとつに思いを馳せずにはいられません。

洗い張り、仕立て直しを繰り返し、母から娘へと世代を超えて…
三代お召しになって味が出るといわれる素晴らしい地風は、
丁寧に紡いだ上質な真綿を使用しておりますので、本当にしなやか。

終生の友としての装いを。
歳月を経ることで生まれる織のなじみを、肌奥にしっかりとご堪能くださいませ。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【本場結城紬について】
日本三大紬に数えられる茨城県の伝統織物です。

糸づくりでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、
もう片側の手前の部分を枠に、きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯(タテヨコ)を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。

平成17年6月3日、本場結城紬のラベルが新ラベルに生まれ変わりました。
現在「本場結城紬」に指定されるものは、以下の4つでございます。
(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)

なかでも、
<手紡ぎの無撚糸の使用、手括りの絣糸の使用、居座機で織り上げる事>
この三つの要件を満たしたものが
「重要無形文化財」の本場結城紬でございます。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈162cm(適応身長157cm~167cm) (4尺 2寸 8分)
裄丈67cm (1尺 7寸 7分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾25cm (6寸 6分) 後巾30cm (8寸 0分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状寸法が最大です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、街着、カジュアルパーティー、行楽など

◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。