【 仕入れ担当 渡辺より 】
更紗愛好家の方におすすめしたい、【 前田仁仙 】氏による
特選袋帯のご紹介です。
更紗や繊細な唐花の文様など、シルクロードを辿り、
ヨーロッパや南米を起源としたデザインを得意とする
仁仙氏らしい彩り、デザインのお品で、同じテイストの
更紗や唐花などのお柄の洒落訪問着や小紋、織のお着物などの
カジュアルスタイルに個性的な帯姿を演出してくれる事でしょう。
前田仁仙氏の世界観あふれる、個性派の一条。
なかなか市場に出回らない、ファンの方必見の御品です。
お目に留まられましたら、どうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
異国情緒あふれる文様が込められた帯地。
変わり蜀江文様を地色を変えて織り成して…
細やかなお色の配置、丁寧に製作されたことがひと目で感じられます。
前田仁仙氏ならではの美へのこだわりと愛情が感じられる逸品。
一見個性的ながらも、多彩ならではのコーディネートのしやすさで重宝の一条。
是非一度、お手持ちのお着物に合わせていただき、
その意外性をお楽しみいただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、おおむね美品でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 前田仁仙について 】
京友禅作家
インド・ジャワの文化、ヨーロッパ諸国の文化等の
影響を受け、独特の色彩感覚で洋服に負けない
オシャレを楽しめる着物をコンセプトに
ドイツから直輸入した含金染料に型紙と
丸刷毛を駆使、透明感のある仁仙独特の
色表現の着物、帯を創作している。
摺り友禅の1箇所染める際の型紙は20枚〜50枚、
反物1反を染める摺り染めの回数は1000回以上を
数えるものもある。
現在は二代・前田仁仙(俊和)が主宰
【 略歴 】
1961年 友禅師・前田仁仙の長男として京都に生まれる
1985年 京都外国語大学卒業後、株式会社小松屋入社
考案室においてデザイン、配色を学ぶ
1990年 株式会社前仁に入社
父に師事する傍ら、友禅のあらゆる染色技法を習得
2001年 株式会社前仁専務取締役に就任
役員として仁仙ブランドの構築に努める
2003年 京都誂友禅工業組合理事に就任
2004年 一級技能検定合格
一級染色技能士を称する古都を認められる
2005年 第52回全国小紋友禅染色競技大会・日本図案家協会賞
2006年 第53回全国小紋友禅染色競技大会・京都織物商業組合賞
京都誂友禅染協議会・近畿経済産業局長賞
2010年 京都誂友禅工業協同組合副理事就任
2012年 全国染色協同組合連合会理事就任
2013年 京都市伝統産業「未来の名匠」認定
技術継承や人材育成に尽力している。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.36m
柄付け:全通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。