商品番号 1390576

【GW限定セール】 “掲載本日最終!” 【人間国宝 故・北村武資】 最高傑作工藝袋帯 ~繧繝錦~ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「魚々子縞・銀」 終生のお供に相応しき逸品。 探し求めた絶品の良色!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
重要無形文化財保持者・人間国宝である北村武資氏が
去る3月31日、その実り多き人生に幕を下ろされました。

京都西陣で製織業に携わった所から始まった氏の糸道。
24歳で初代・龍村平蔵展を見て感銘を受け、
同日に龍村美術織物に入社し、その後独立、
伝統工芸日本染織展を始め、数々の受賞を果たします。


美しい色彩のなかに高級感を漂わせた逸品…
至高の繧繝錦(うんげんにしき)をお届けさせていただきます。
もとより繧繝錦は生産数の限られたお品。
今後のご紹介も幾度あるか…手に入れるのは至難の業。

数々の功績を偲び、今だけの特別価格にてご紹介させていただきます。
名匠の美技を、どうぞじっくりとご鑑賞くださいませ。


【お色柄】
今回ご紹介のお品は、「繧繝錦」と称される、
シンプルな中にも高尚な気品あふれる逸品。

繊細かつ密に綾なされた、清雅な銀の帯地には
魚の鱗を思わせる、細緻な魚々子縞が織り出されて…
その織技法は平織基本の綴れ組織。
シンプルな中にも高尚な気品あふれる創作品でございます。

統一された色使いの洗練された趣…
最小限の色を使い、表情豊かに意匠として表現致しました。

年齢、季節、シーン問わずご使用いただける、大変重宝の一条。
また、お召しになられる方を惹きたてつつしっくりと寄り添うやわらかい手触りは、
お手にとって触れていただけないのが悔やまれるほど。

卓抜した意匠美、機能美、そして組織美の三重奏は、
まさに日本古来の伝統美を追求し続けてきた人間国宝にしか奏でられない贅沢なハーモニーと言えるでしょう。

女性らしい優美さを演出しながらも、
熟練の力量を感じずにはいられない人間国宝の逸品で、
きもの上級者の品格ある後姿をご堪能下さいませ。


【状態について】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【北村武資について】
「経錦」と「羅」の二つにおいて、
重要無形文化財保持者の認定をうけている北村武資氏。
その作品はいずれも、伝統的な織物を構成する要素に変化を加え、
現代の美として甦らせることを意図して生み出されたものです。

古代技術の復元に留まらず、「現代に生きる織」を志向。
新たな織物美の創出を志すその作風は、国内外で高い評価を得ています。

< 人間国宝 北村武資 プロフィール >
昭和10年(1935) 京都市に生まれる
昭和40年(1965) 日本伝統工芸染織展にて優秀賞
昭和42年(1967) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和43年(1968) 日本伝統工芸展にてNHK会長賞
昭和44年(1969) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和49年(1974) 日本伝統工芸展にて奨励賞
昭和50年(1975) 日本伝統工芸近畿展にて特別賞
昭和51年(1976) 日本伝統工芸染織展にて東京都教育委員会賞
昭和53年(1978) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和55年(1980) NHK文化シリーズ「古代の紋織」に出演
昭和58年(1983) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和60年(1985) 個展(銀座 和光)
平成02年(1990) 日本伝統工芸展にて保持者撰賞
平成04年(1992) 京都府無形文化財「羅」「紋織」保持者に認定
平成06年(1994) 個展(銀座 和光)
平成07年(1995) 重要無形文化財「羅」保持者に認定
平成08年(1996) 紫綬褒章
平成12年(2000) 重要無形文化財「経錦」保持者に認定
令和4年(2022) 永眠

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約4.45m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 結婚式、パーティー、レセプション、音楽鑑賞、観劇など

◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)