“限定価格本日12時迄” 【お盆限定】 【永治屋清左衛門】 最高級紋織紬 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「蔦花葉杢錦織文」 求めた極上の質感。 最高峰の糸で綾なす清左衛門クオリティ。 身丈161.5　裄69

【仕入れ担当　田渕より】
僅か数10ミクロンの生糸へのこだわり…

古代染織品の復元や修復を手掛ける、
ご存知永井織物は、永治屋清左衛門。
そのこだわり抜いた生糸と
唐織の復元事業で培われた技術にはファンも多く、弊社展示会でご存知の方も多いと思います。

素材・技術ともに最高峰のクオリティをもつ、極上の逸品。
お目に留まりましたらどうぞごゆっくりとご覧下さいませ。


【お色柄】
ざっくりとしながらも、しなやかな質感。
絹糸の繊度が均一であり、限りなく細い絹糸を求め生まれた極上の質感は
いつしか清左衛門クオリティと呼ばれております。

お色はシックな灰青色の濃淡で織りなして…
その地に浮かび上がるように蔦花葉模様が織りなされました。
一面に浮かぶ節糸と杢の地風が溶け合って…
一目でその意匠の余韻を残す、実に印象的なデザインです。

彩りに統一感をもたせた表情は
一切の無駄のない、研ぎ澄まされた感性に溢れます。
風雅な優しい和姿を心ゆくまでお楽しみいただきたく思います。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【永治屋清左衛門について】
遡ること、200と有余年…
江戸時代後期、京都府北部の丹後地方にて生糸問屋として創業され、
生糸問屋と丹後ちりめんの製造を併業し、ちりめんのブランドとして一世を風靡。
その後は白生地のトップブランドの主力メーカーとしてて製造を営まれ、
現在は、数少ない老舗織元として染織品の制作や復元を行っております。

そんな名門の特徴の一つに『糸』があげられます。
糸問屋から始まったということもあり、「糸」には強いこだわりがございます。
使用する糸は世界最高峰の糸メーカー糸を元に撚糸を加えたオリジナルの生糸でございます。
染めムラがなく絹糸の繊度が均一であり、限りなく細い絹糸を求めて、
たどりついた世界最高峰の糸。

特徴のもう一つは製造過程にもございます。
京都で確立された分業製により、通常は30工程以上に及ぶ工程を外注によって制作されますが、
本織元では絹糸の撚糸から染色・図案の考案など、ほとんどの工程を自社職人によって制作しております。
これらは、長年守り続けた技術の蓄積によって成しえ、他の織物にはない作品が創れるのです。