【 仕入れ担当 渡辺より 】
国際的工芸作家・十二代【 藤林徳扇 】氏の
銀通し地の無地着尺を道中着にお誂えされた
お品のご紹介でございます。
羽織もののお洒落に活躍してくれるお品。
コートの類はお仕立て上がり品がほとんどございません。
一からお誂えいただきますと、どうしても裏物代、
お仕立て代がかさみますので、すぐに必要で、
お探しの方におすすめでございます。
【 お色柄 】
銀糸による藤林徳扇独特のモチーフである
扇が織りだされた紋意匠地を落ち着いた
黒柿(くろがき:くすみの強い暗紫色系の色)
に染め上げました。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
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十二代 藤林徳扇について
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工芸染織作家
1920年(大正9年)生まれ。
時が経っても変色のない本金糸や本プラチナ糸、
五大宝石(ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、
アレキサンドライト)をパウダー状にした上で絵の具化し、
様々な独自の特殊技法を用い、王朝趣味に代表される
優美さや高尚さを兼ね備えた帯、着物を創作。
2013年(平成25年)広島にて死去。享年93歳
延宝8年より京都市北区鷹ヶ峰にある旧藤林町
※(※旧藤林町は鷹峯藤林町として現在も
その名を留めている。)にて、初代徳扇が、
宮家はもとより宮内庁御用達の錦の御旗の
織り匠として創業以来、300有余年代々
その名を継承している。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背よりコート丈100cm(2尺 6寸 4分)
裄丈63.5cm (1尺 6寸 8分) 袖巾32cm (8寸 4分)
袖丈47.5cm (1尺 2寸 5分)
前巾23.2cm (6寸 1分) 後巾30cm (7寸 9分)
※道中着仕立て
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm (1尺 8寸 1分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合肩裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月から翌3月の羽織、コートの時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン おでかけの際の防寒用、お洒落な羽織ものとして
◆あわせる着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召 などに
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。