【仕入れ担当 田渕より】
肌にここちよく…
お着物ファンにも人気が高い本塩沢、その中でも
老舗中の老舗、やまだ織より、100山亀甲を越える
“120山”の細緻なる亀甲絣による本塩沢のご紹介です。
極寒の雪国にて、その亀甲一粒一粒を愛情込めて織り上げられた至極の逸品…
是非ともお見逃しなきようにお願いいたします!
【お色柄】
さらりとしてなめらか、ゆるやかな畝のようなシボが陰影を浮かべる、
深みのある黒色をベースに、細やかに表現された花唐草の意匠。
1寸に12の亀甲が並ぶ、120山亀甲の絣が余す処なく一面に織り出されております。
近くで見れば本当に圧巻の絣の美技を、
さらりとした着心地で気持ちよくお召しになってください。
肌で直接感じられる、本物の良さ。着るたびに独特の感触を楽しんで…
名古屋帯や博多、紬の帯、洒落袋帯などと趣味性豊かに、
ぜひお気に召したコーディネートでお楽しみ下さいませ。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【やまだ織について】
やまだ織は大正2年(1913年)の創業。
大自然に恵まれた新潟県南魚沼市塩沢、新幹線の越後湯沢駅に程近い
豪雪地帯で、いにしえの昔から、先人より受け継がれてきた技を用い、
秀逸なお品を作り続けておられます。
昭和54年の最盛期、その当時32社であった塩沢織物のメーカーは
平成21年度では10社、年間生産反数も4万5千反をピークに、
現在は減産の一途をたどっております。
どんどん減産されていく、そのような現状の中で、
やまだ織はかたくなに伝統を守りながらものづくりを
つづけております。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈155cm(適応身長150cm~160cm) (4尺 0寸 9分)
裄丈67cm (1尺 7寸 6分) 袖巾33cm (8寸 7分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾25cm (6寸 6分) 後巾30.5cm (8寸 0分)
◆八掛の色:鳩羽色
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾34cm (8寸 9分)
※詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事、お稽古、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。