商品番号 1385426

”セール本日最終!” 【創業感謝祭】 【染織傑作選】 【本場結城紬・高機】 高機手織り手紡ぎ真綿紬 特選本場琉球紅型紬地九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 身丈158 裄65

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 渡辺より 】
時代を超えて愛される本場結城紬の無地着物と、
印象に残る力強さを秘めた琉球紅型九寸帯による
贅沢コーディネートセットのご紹介です!

セットならではのお値打ち価格でご紹介しますので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!


【 お着物のお色柄 】
しっとりと落ち着いた地色は、シックな葡萄鼠色で織り上げられました。
知的な印象、奥深い情趣を感じさせてくれる良いお色です。

【 帯のお色柄 】
帯地となりましたのは、さらりとした薄手の紋意匠地。
繊細な梅と楓を込めた華繋が織りだされた紋意匠地を
シックな薄茶に染め上げ、そこに築地に葦、雁、胡蝶
などのお柄がバランス良く染め上げられました。

【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 本場結城紬について 】
日本三大紬に数えられる茨城県の伝統織物です。

糸づくりでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、
もう片側の手前の部分を枠に、きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯(タテヨコ)を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。

平成17年6月3日、本場結城紬のラベルが新ラベルに生まれ変わりました。
現在「本場結城紬」に指定されるものは、以下の4つでございます。
(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)

【琉球紅型について】
その昔、身分の高い者だけに着用を許され一般的には禁断の布であった紅型。
絵師が図案を描き、彫り師が型紙を彫り、それを紅型三宗家と言われる
「城間」、「知念」、「沢岻(たくし)」の三家の染め師が
完成させるという形態で、匠の技が守られてまいりました。

廃藩置県によって王朝の庇護はなくなり、
戦争によって多くの型紙や道具が失われ、
一度は消え去りかけた技。

その技が今ありきは…
その日の生活さえままならぬ状態の中で、辛苦を乗り越え、
創作を続けた職人の情熱によるものでございます。

商品詳細

- 素材・サイズ

【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
身丈158cm (適応身長153cm~163cm) (4尺 1寸 7分)
裄丈65cm (1尺 7寸 1分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
袖丈49.5cm (1尺 3寸 0分)
前巾22.5cm (5寸 9分) 後巾28.5cm (7寸 5分)
◆八掛の色:鳩羽色

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67cm (1尺 7寸 6分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

【帯】
絹100%
長さ約3.8m(長尺・お仕立て上がり)
柄付け:六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、趣味のお集まり、カジュアルパーティーなど

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。