“31日迄！” 【最終決算SALE】 現品限り!【びんがた工房綾衣】 作家　座波千明 本場琉球紅型九寸名古屋帯 「藤竹桜文」 心に響く琉球の染色！

【　仕入れ担当　中村より　】
きもの愛好家の憧れ『本場琉球紅型』。
びんがた工房綾衣の九寸帯のご紹介でございます。
製作者の座波さんは新進気鋭の若手作家さん。
私も実際にお会いしてお話を聞いたことがあります。
高校生の時からコンテスト入賞経験もあり、今後の活躍に期待がかかる作家さんです。
紅型らしい色彩美をお楽しみいただける作品。
どうぞお見逃しなくお願い致します。


【色・柄】
しなやかに肌上をすべる、
市松の地紋が艶めく白鼠色の帯地。
琉球紅型の力強い彩りを基調にした、
藤や桜、竹の意匠を施しました。
豊かな彩りが情緒豊かに、くっきりと冴え渡ります。

琉球絣や久米島の紬、花織といった南国の織物にもよく似合いますし、
その他、色無地や小紋などのやわらかものから大島や結城など、
手仕事のお着物にもよく似合うことと思います。

琉球本紅型とは、本当に、魅力的なものです。
いつかは…と憧れのひと品とも言えましょう。
どうぞこの機会をお見逃しございませんようにお願いいたします。


【　琉球紅型について　】
鮮やかな色彩使いが印象的な琉球紅型。
もともとは、身分の高い者だけに着用を許され、一般的には禁断でした。
廃藩置県によって王朝の庇護はなくなり、
戦争によって多くの型紙や道具が失われましたが、
そのような辛苦を乗り越えて創作を続けた職人の情熱は失われません。

豆腐を干した「るくじゅう」の上で、鋭利な小刀を自在に操って、
突き彫りされる美しい型。そして、精神を極限迄集中させて糊を置いていく匠の技。

紅型は顔料が用いられております。
顔料には朱、石黄、洋紅、藍蝋、群青、胡粉、墨などで、
無機顔料や有機顔料が用いられていました。
顔料は、沖縄に産するもではなく、王朝時代の海外交易によって入手していたものです。