商品番号 1384892

“掲載本日最終!” 【本場結城紬】 100山亀甲絣・地機手織り 重要無形文化財指定技術使用 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「ベタ亀甲」 究極のベタ亀甲! これが手仕事の美しさ… 身丈159 裄67

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
重要無形文化財に指定される技術で織り上げられた、本場結城紬。
いつかは本結城を…とお考えの方に…
絶品の絣量を誇る地機手織り、100山亀甲詰の特選品をご紹介致します。

まるで一枚の綿のようにやさしく体をつつむ、その風情。
夢のような着心地を、是非体感して頂ければと思います。


【お色柄】
深い深い黒の地色。
その手紡真綿糸の地に織り成されたお柄は、
100山亀甲の詰め絣にて織り上げられた絣細工。
実に緻密な絣合わせで、細やかなベタ亀甲のお柄が織りなされました。

これほどの本結城、現在での織り上がり反数はいかほどでしょうか。
おそらく年間でも数えるほどしか…
絶品の風格に満ちてございます。

気が遠くなるほどに、本当に手間暇をかけて創作された良きお品です。
見るほどに、心が惹きこまれるような面持ちに…
自然の彩の奥深さがお着物全体から発せられております。

また「軽さ」も本結城の魅力のひとつ。
こちらの御品も奥順さんの職人の手による「湯通し(地入れ)」が行われており、
しっかりと糊が抜け、本当にふんわりと軽やかな仕上がりになっております。
三代お召しになって味が出るといわれる素晴らしい地風は、
丁寧に紡いだ上質な真綿を使用しておりますので、本当にしなやかです。

織り手さんや絣を括って糸を染める職人さんの根気が伝わってくる、
確かな織物という美術工芸品。
一流の手仕事の美しさを末長く愛でていただける方にお届けいたします。


【状態について】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【本場結城紬について】
現在本場結城紬に指定されるものは、以下の4つでございます。
(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)

本品はこの、まさに(1)にあたるもの。

糸づくりでは、
蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また絣括りは、
経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、
口にくわえた木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、
経糸の片側を機にとめ、もう片側の手前の部分を枠に、
きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯を調節して織り上げるので、
驚くほどしなやかに仕上がります。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈159cm (適応身長154cm~164cm) (4尺 2寸 0分)
裄丈67cm (1尺 7寸 7分) 袖巾33.5cm (8寸 9分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾30cm (8寸 0分)
◆八掛の色:墨黒色
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm (1尺 8寸 4分) 袖巾35.5cm (9寸 3分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、ご旅行、趣味のお集まりなど

◆合わせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯 八寸名古屋帯 半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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