商品番号 1382664

【日展作家 丹下雄介】 特選手加工染洒落袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「幻想牡丹」 印象的な帯姿に!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 竹中より】


染織美術工芸作家【 丹下雄介 】の世界…
日展作家でいらっしゃいますので、丹下雄介氏の
創作品をご覧になられた方も多いことでしょう。

今回ご紹介のお品は、ピース染(霧吹き染め)の
技法を用いた味わい深い袋帯のご紹介です。

リアルな印象、まるで絵を描くように…
友禅技法の一つ、エアブラシを用いて染め上げる、
ピース加工(霧吹き染め)によるお品。

昨今あまりお見かけしなくなりましたが、
ピース加工は、縁蓋(エンブタ:カッティングフィルム)を貼って
伏せ、内部にお色を吹き付けることでお柄を染める技法。

糊置きと同じように縁蓋部分は防染されますので、
手軽に細かい防染作業ができ、マスキングのように
エンブタをはがすと染色物に影響が及ばないという利点と、
1点1点絶妙に異なる表情に仕上がり、刷毛で描くよりも
ムラが少なく、奥行きのある表現ができるので、手での
色挿しとは異なるユニークな染の表情をお楽しみいただけます。



【お色柄】

今回ご紹介の本品はそのピース加工でお柄を表現した一品。

地紋に銀糸があやなされた葡萄紫濃淡の地。
お太鼓柄にて可憐な白く花咲く牡丹の花を
印象的に染めあしらいました。

重なり合う花が奥行きを感じさせる仕上がり。

普通のお柄はちょっと物足りない。
他にはないもの、人とかぶらないものが欲しい方に。

お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。

【商品の状態】
リサイクル品として仕入れました
中無地などにわずかに締め跡がございますが
お太鼓個所などはまったくの美品でございます。


【 丹下雄介 略歴 】

1949年 京都市に生まれる
1970年 染色家、岸田竹史氏に師事
1974年 同志社大学商学部卒業
1975年 京展・現代工芸美術展・京都工芸美術展 初入選
1976年 日展 初入選
1979年 京都工芸美術展 優秀賞(京都府買上げ)
1980年 京都工芸美術選抜展
1984年 アメリカ アリゾナ州立大学 個展
1987年 第13回明日をひらく日本新工芸展 大賞
1988年 第14回展 優秀賞(フジテレビ賞)
1988年 第10回日本新工芸展 奨励賞
1992年 第14日本新工芸展 審査員(1992、1999年)
1993年 オーストラリア シドニー Craft Space個展
1998年 平成と次代を担う-染色展(1998、1999年) 大丸京都店・神戸店
2002年 第24回 日本新工芸近畿展 京都府知事賞
2003年 染織展 京都市美術館別館(2月)・倉吉市博物館(7月)
2004年 染織展 韓国 ソウル市 弘益大学 付属美術館(3月)
2005年 日本の蝋染め巨匠展 世界蝋纈会議 W.B.C.2005 ボストン

現在(社)日展会友・(社)日本新工芸家連盟会員・京都工芸美術作家協会会員

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.5m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン パーティー、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、
ご友人との気軽なお食事 など

◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、色無地、小紋、御召 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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