商品番号 1382209

今すぐおしゃれ! 【桝屋高尾】 特選志々良(しじら)織 全通九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「孔雀松葉段文」 目を引くハイセンスな一条。

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 竹中より】

徳川美術館保管の貴重な名物裂の複製に力を注ぎ、
植物染めの研究にも努力している京都名門の織屋・桝屋高尾、高尾弘氏。
ねん金綴れなどの名品を創作することでも知られる一流織屋のお品が
リサイクル品として入荷しました。
一期一会のこの機会 ぜひお見逃し無く!


【お色柄】

着物地のような繊細でしなやかな帯地。
落ち着いた灰色の地に、しじら織の細い横段がアクセントに。
シンプルな羽を広げる孔雀にも似た
松葉の文様を気品溢れる金糸で織り上げました。

フォーマルになりすぎない色無地から付下げ、小紋、
織りの着物でしたら大島や結城などによく似合う九寸名古屋帯です。
普段からお着物をよくお召しになられる方に、
上質クラスの帯としてぜひおすすめしたいと思います。

全通で織り上げられていますのでお太鼓も出しやすく、重宝していただけます。
お着物や帯との出会いは、一期一会です。
枡屋高尾ファンの方にぜひともお届けさせていただきたいと思いますので、
どうぞ末長くご愛用くださいませ。


【商品の状態】
締め後がわずかにございますが
地風がしじらですのであまり目立ちません
美品としてお届けできます


■高尾 弘 《プロフィール》
1935年 京都西陣に生まれる。立命館大学中退、在学中に家業を継ぐ。
1960年『(株) 桝屋高尾』設立。
早くから各博物館、美術館を見学、古代染織を研究し、((株))織悦(高尾菊次郎)洛風林(堀江武)各氏に師事。
1975年 京都土橋画廊に於いて植物染めの個展を開く。
1978年 東京資生堂ギャラリーに於いて個展。
徳川美術館(名古屋)よりねん金の復元を依頼される。
1979年 メキシコ視察、コチニール(動物染料)の棲息地を視察、および同地の貝紫(動物染料)や織物等現地視察。
1982年 タイ視察、ラックダイ(動物染料)の生息状態を視察するため、バンコクより自家用車および通訳を専属に雇用して、国境デルタ地域まで調査し、ようやく発見、その撮影に成功する。
1983年 古代染織研究のため、メキシコ、東南アジア諸国、中国シルクロード、ヨーロッパ等視察する。
1984年 徳川美術館のねん金裂を基礎に彩ねん金を研究開発、ねん金綴錦を考案する。
彩ねん金・ねん金綴錦共に意匠登録、特許出願済。インド視察 細密画、特殊繭、織物の収集。
1985年 『銀花』(第63号)誌に於いてねん金裂について大河内定夫先生(元徳川美術館副館長)、北村哲朗先生(元文化庁文化財監査官、現東京国立博物館名誉館員)と対談。トルコ視察、ダマスカスよりシリヤ砂漠を縦断、交易都市等見学後トルコへ、地中海側を通ってイスタンブール迄、各地方による民族特有の織物を視察。
1986年 『季刊きもの』(春号)誌に於いてねん金裂のルーツを探って、並河万里先生(写真家)と対談。人間国宝 茂山千作翁、ねん金綴錦衣装を着用し京都観世会館に出演される。
1987年 京都ギャラリーよりおかに於いて個展(ITF協賛)
1988年 東京ミキモト本店4階ミキモトホールに於いて個展、KBS京都、サンテレビ放映。
1989年 第2回トルコ視察、アンカラおよび山岳地域の衣装を調査。
1991年 第2回インド視察。
1995年 名古屋昭和美術館に於いて個展。
1996年 京都ブライトンホテルに於いて還暦記念展を開く皇室デザイナー植田いつ子女史の依頼により、皇后陛下美智子様ご着用服地を製作。
1997年 京都ブライトンホテルに於いて第2回創作展を開く。
1998年 英国スコットランド キルト取材。
1997年 京都ブライトンホテルに於いて第3回創作展を開く。
エジプト、ペルー、チリ視察。
2000年 銀座美術館画廊 個展「五大染織文明を創る」を開く。
※以上、若い頃より公募展には出品せず、文化人、工作作家等との広範な交流の中で独自の作家活動を展開している。
《主な雑誌掲載一覧》
1984年 月刊染色α No.34「徳川家伝来ねん金裂を再現」
1987年 季刊きもの 冬号「染織文化の神髄」元徳川美術館副館長と対談
1991年 月刊染織α No.126「彩ねん金による黄金のタペストリー」
季刊きもの 春号
1992年 京都染織模様(京都新聞社刊)
1996年 装道(装道社刊)
1997年 京都新聞 5月9日発行 夕刊第7面「決断のとき あすの京都へ」
2000年 きものサロン秋号 五大染織文明特集
きものサロン春号 次世代のきものリーダー三人のお洒落拝見
「真珠の小箱」(京都 春ごよみ)3月17日放送 に出演

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ3.7m
全通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど

◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物など


※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)