商品番号 1382054

【誉田屋源兵衛】 特選工藝本漆錦袋帯 ~創業255周年記念作品~ ≪御仕立て上がり・新古品≫ 「菱取古典文」 漆箔の存在感。 280年の研鑽の賜物!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
通の方ならご存知、
審美眼に優れた着物上級者やプロに愛好家の多い誉田屋源兵衛。

その誉田屋創業255周年を記念して製織された逸品。
今までご紹介の機会がなかった本漆のひと品でございます。

このような贅沢な帯を創作できるのも、
一切量産することのない誉田屋源兵衛ならでは。
匠の技で織り成された抜群の意匠美を是非ご覧下さいませ!


【お色柄】
様々な太さ、色合いの箔糸や絹糸を織り交ぜ、
光を受けて様々な表情を見せる仕上がり。
白茶色や、灰色で菱取を織りなして…
意匠には古典模様を細やかに織りなしました。

味のある箔使いに加えて、秀逸な構図、見事な箔の色彩美。
全てが他の帯との存在感の違いを表します。

一見してその迫力は他のどのような帯にもない風格と重厚さを漂わせており、
誉田屋源兵衛さんの帯の数々を見てきた中でもひとクラスもふたクラスも上。

意匠は決して合わせるお着物を選ぶものではございませんし、
訪問着から色無地まで幅広く使用できるフォーマル帯でございます。
華やぎのお席にハッと目を引く美しい和姿を演出することでしょう。


【状態について】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【誉田屋源兵衛について】
京都室町で創業280年を迎える帯の製造販売の老舗。
素材への探究心、ものづくりへの情熱、そして飛び抜けたセンス。
どれをとっても流石、としか言いようがございません。

現在は十代目である山口源兵衛氏が、
代々受け継がれてきた技術とともに革新の精神を持って
意匠、配色、素材、一切の妥協を許さず、洗練された帯を
お召になられる方のためにつくり続けていらっしゃいます。

誉田屋源兵衛の帯の魅力、それは、
一本一本の作品から醸しだされるゆるぎなき「自信」。
素材、織り、意匠、色。

そのひとつひとつが、静かに、
そして豊かに「誉田屋」であることの誇りを語り出し、
装う人の帯姿に深奥な洗練を演出いたします。


沿革
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
    西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
    山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
    西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
    後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
    以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
    日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
    日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維除く) 
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン 結婚式、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、お付き添い、音楽鑑賞、観劇など

◆あわせる着物 訪問着、付下げ、紋付き色無地など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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