【 仕入れ担当 渡辺より 】
洒落帯といえば!の【 渡文 (わたぶん)】より。
西陣織の様々な技法を用いて織りだされた、大人の
カジュアルの装いを印象的に演出する特選手織紬袋帯でございます。
櫛掻、綟、佐賀錦、引箔、莫臥爾(もうる)、つかみ染
といったそれぞれ異なる技法を絶妙に組み合わせたお品で、
カジュアルシーンに個性的な帯姿をお楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
さらりとしてハリがある、よろけた表情が織りだされた
若竹、梔子、鶯茶、御召茶、墨、白の帯地に、
綟織によるひねり、太箔やモールなどを織り込んだ
デザインが鎧袖のような段状に織りだされております。
大島、結城などをはじめ、野蚕糸を用いた無地調の
織のお着物や更紗などを染めあしらった小紋などにも
ぜひ合わせていただきたく存じます。
もちろんお洒落訪問着や色無地などにも
お締めいただけますので、様々なシーンにご愛用ください。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
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渡文について
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西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.37
1906年(明治39年)創業
創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、
20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、
今の地位を築き上げた。
「創造性あるもの作り」を理念に、
結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、
真夏以外1年を通して使用できる手織の
「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて
製織された、軽くてシワになりにくい
「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.45m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
耳の縫製:かがり縫い
※関西仕立て(界切線が表に出ております)
【 付属証紙 】
西陣手織協会・手織之証
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 洒落訪問着、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。