商品番号 1379227

“セール15日朝迄!” 【バレンタイン限定】 【本場奄美大島紬】 7マルキ一元式・有色絣 古代染色純泥染 「遠山図」 年々希少な藍大島! 繊細な有色のアクセント!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
伝統の技を日本古来のお色にて。
凛とした面持ちの本場奄美大島紬のご紹介でございます!

手織りの大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質。
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合い。
さらにお色にも深みが増して、母から娘へと…
大切に受け継いでいただけることと存じます。

お仕立て上がりでお値打ち品は数あれど、未仕立てでこの価格は現品限り!
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ!


【お色柄】
今回ご紹介いたしますのは、気品漂う凛とした風情のひとしな。
大島紬独特の泥染のシックな黒色の地に、
落ち着いた藍の彩りの絣にて織りなされた遠山の意匠。
シンプルながら、趣を感じさせる構図を繊細な7マルキ一元式にてあらわしました。

大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質、
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを楽しみながら、
母から娘へと末永く大切にお召しいただきたいお品です。

気が遠くなるような手間と時間をかけて織り出された手仕事の結晶…。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。


【本場大島紬について】
大島ファンの方はご存知かと思いますが、
マルキとは、経糸の総数(1240本)に占める経(たて)絣糸の割合のこと。
つまり、マルキの数値が上がるほど経絣糸が多く入り、
経緯(たてよこ)の絣合わせが難しくなります。
9マルキ、7マルキ、5マルキなどがあり、
その数が上がるほど、より手間隙のかかったお品となります。

また絣にも、「カタス式」と「一元(ひともと)式」がございます。

「カタス式」の倍の絣糸を使う「一元式」。
ひとつひとつの十字絣が柄行を表現し、
一つでも絣がつぶれていたりすると検査不合格となりますので、
熟練の匠にしかなしえない高度な技法が必要とされています。

相場としましては、一元はカタスの1.6~1.8倍の仕入れ価格。
「7マルキ一元式」が「9マルキカタス式」よりも高値になる場合もございます。
そのような意味合いで…
本品は、本当に手間隙のかけられたお品でございます。

また、大島紬は完成までに二度織られます。
一度目の締め機は、大島紬独特の精密な絣模様をつけるため。
上下の綿糸によってギュッと締められた部分は防染されて染料が入り込まず、
その染まらない部分が絣になります。

絣模様をくっきりと作るためには、
大変な力で締めつけ織り込まなければならず、
昔からこの締め機は男性の仕事とされてきました。
それでも、図案に合わせて締め機にかける糸を調節し、
確実に、数mm単位の狂いもなく締め込んでいくというのは、
大変に緻密で根気がいる仕事。
ここで間違いが起こると絣模様ができなくなってしまうため、
力があるというだけではできない難しい仕事です。

そのすばらしい絹糸は…
高機による手織りで、一糸一糸心を込めて織り上げられております。
一反を生み出すのにのに、シンプルな柄のものでも一ヶ月。
凝った柄行のものでしたら、数ヶ月の月日を要します。
数センチ織り上げては経糸をゆるめ、一本一本針で絣をあわせていく。
本当に気の遠くなるような仕事です。


大島の命とも言うべき泥染めは、
テーチ木(車輪梅)の液で数十回も繰り返し染めることから始まります。
タンニン酸によって赤褐色に変わった絹糸を、泥田につけて何度も何度も…
タンニン酸と泥に含まれる鉄分が化合して糸はやわらかくなり、
決して化学染料では出せない、独特の深みあるダークな色調に染め上がります。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約13m 内巾36cm(裄最大68cm迄)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、お稽古など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
地入れ2,750円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て
「大島紬・結城紬」+23,100円(税込)「左記以外の紬」+12,100円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


撥水加工をご要望の場合はこちら
ガード加工(着尺・羽尺)


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