商品番号 1376950

【人間国宝 故・森口華弘】 逸品本手描き友禅九寸名古屋帯 ≪二部式仕立て・中古美品≫ 「春を待つ」 厳しい季節を超えて… 氏が愛した『梅』の逸品!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
まさかこのような作品が残っているとは…
希少価値の限りなく高い美術品としてご紹介させていただきます。

若くして友禅染めの人間国宝(重要無形文化財保持者)となった、
森口華弘氏の中でも、弊社でも初めての仕入れとなる二部式仕立てのお品を仕入れて参りました。

その意匠には氏の最も愛した図案である『梅』の意匠。
厳しい冬の季節を超え春の一番初めに咲く花である梅。
百花の魁をふわりと繊細に描きあげた逸品でございます。
滅多とない奇跡的な出会いでございますのでどうぞお見逃しなく!


【お色柄】
画面上でこの風情伝えできますでしょうか…
シボ立ちのある上質な薄雲鼠色のちりめん地。
意匠には繊細なタッチで描かれた梅の蕾に花意匠が描き出されております。
すっと伸びやかな深みのある黒にふわりと舞う彩り。
今にも香り立つような美しい表情。

帯姿にしたときの計算された美しさをかもしだす構図。
どなたもが思わず振り返る、心惹き付ける魅力がございます。

人間国宝の美術工芸品を…
是非この機会にお手元でご堪能くださいませ!


【状態について】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【森口華弘について】
明治42年(1909)滋賀県守山市岡町で生まれ、大正13年(1924)京都の友禅師、
三代目中川華邨の門に入り手描き友禅を修得し、昭和14年(1939)30歳で独立されました。
昭和35年 日本工芸会理事、42年に友禅にて重要無形文化財保持者に認定、
45年同福理事長を歴任し後継者の育成・指導に尽力されました。
(46年紫綬褒章、55年勲四等旭日章) 

特に日本伝統工芸展には色数を極力整理した、いわゆる単彩主義による秀作を意欲的に発表し、格調高い森口華弘の世界を築き新しい表現法を開拓、
現代の生活感情にマッチした友禅を生みだし世に高く評価されました。

技法的には伝統的な手描き友禅の濃淡ぼかしや糸目糊、
堰出しなどのほかに、漆芸の蒔絵などの美しさからヒントを得た
蒔糊技法を開発し、独自の味わい深い友禅を完成しました。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
お太鼓の長さ約36cm(うちタレ先9cm)
胴回り長さ約178cm
お太鼓柄
※胴巻き部分・お太鼓部分が別れた、二部式のお仕立となっております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 12月~3月頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、街着、カジュアルパーティー、ランチなど

◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)