商品番号 1374761

【男物】 【本場結城紬】 特選手織り真綿紬アンサンブル ≪御仕立て上がり・新古品≫ 「杢・鼠色」 味わい豊かな杢無地! 今や希少なアンサンブル! 身丈139.5 裄70

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
織物ファンの憧れ、結城紬。
今や希少にもなった本場結城紬のアンサンブル…

紛れもない本物の織味を感じていただきたく、仕入れてまいりました。
三代お召しになって味が出るといわれるのも納得のいく素晴らしい地風は、
丁寧に手仕事で紡いだ上質な真綿を使用しておりますので、
驚くほど軽くふっくらとした風合いになります。

いなせな旦那衆の装いに…
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。


【お色柄】
高機によって真心を込めて織り上げられたその風合いはふっくら柔らか…
もちろん先染めの糸を丁寧に織り成して表現した、穏やかな風合いの一枚です。
織り手の心のあたたかみ伝わる、紬の中の紬と言えるひと品です。

お色はシックな鼠色の杢の彩り。
オーソドックスなお色はご年齢も問わずに
永くご愛用いただけることでしょう。

終生の友としての装いをお楽しみいただきたく存じます。
流行に左右されない、確かな織物という美術工芸品。
上等な粋の紬をお探しの方にとっては最高級品と思います。


【商品の状態】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【本場結城紬について】
日本三大紬に数えられる茨城県の伝統織物です。

糸づくりでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、
もう片側の手前の部分を枠に、きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯(タテヨコ)を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。

平成17年6月3日、本場結城紬のラベルが新ラベルに生まれ変わりました。
現在「本場結城紬」に指定されるものは、以下の4つでございます。
(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)

なかでも、
<手紡ぎの無撚糸の使用、手括りの絣糸の使用、居座機で織り上げる事>
この三つの要件を満たしたものが
「重要無形文化財」の本場結城紬でございます。

本場結城紬検査協同組合では、絣もの以外の無地と縞、
格子のみに高機での製織を許可し、厳重な検査で品質を証明しています。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
【着物】
背より身丈139.5cm(適応身長169.5cm前後) (3尺 6寸 8分)
裄丈70cm (1尺 8寸 5分) 袖巾36cm (9寸 5分)
袖丈49.5cm (1尺 3寸 1分)
前巾26.5cm (7寸 0分) 後巾30cm (8寸 0分)

【羽織】
羽織丈93cm(2尺 4寸 6分)
その他着物に合わせた寸法

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈73cm (1尺 9寸 3分) 袖巾37.5cm (9寸 9分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、趣味のお集まりなど

◆あわせる帯 角帯など

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

最近チェックした商品もっと見る(0点)もっと見る