商品番号 1374717

●【名門 興紬工房】 【本場奄美大島紬着尺】 一元式・手織り 古代染織純泥染 伝統的工芸品 「龍郷柄」 近年再注目の伝統柄! 名門興の一枚!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
紬織物の女王、大島紬。
伝統の龍郷柄を一面に織り出した…
特選品を仕入れて参りました!

伝統を受け継ぐ…本場奄美大島の龍郷柄。
古き良き伝統の絣柄は、最近では着物雑誌でも多数取り上げられたりと、
今改めて注目されているようでございます。

今では製作数は大変少なく、鹿児島県大島郡龍郷町で
織り手さんがこつこつと織り上げられておりますので、
京都・室町の問屋でも多くをお見かけいたしません。

まさに逸品といえる代物ですので、
お目にとまりましたら、どうぞお早めにご検討くださいませ!!


【お色柄】
奄美を代表する幾何学の意匠は、
自生する蘇鉄の葉とハブの鱗を意匠化したもので、
そのキリリとしたデザインは、
伝統柄として今もなお根強いファンがいらっしゃいます。

深みある、泥染めの黒褐色地。
伝統の龍郷柄が、細かに織り上げられております。
もとは郷愁を誘う明治のお柄でありながら、
それはかえって新鮮に、かつモダンな面持ちを感じさせて…
良きものはいつの世も変わらないということを、改めて実感させてくれます。


【大島紬について】
日本が世界に誇る、細密絣の織物です。

大島紬は完成までに二度織られます。
一度目の締め機は、大島紬独特の精密な絣模様をつけるため。
上下の綿糸によってギュッと締められた部分は防染されて染料が入り込まず、
その染まらなかった部分が絣になるのです。

絣模様をくっきりと作るためには、大変な力で締めつけながら織り込まなければならず、
昔からこの締め機は男性の仕事とされてきました。

図案に合わせ締め機にかける糸を調節し、
確実に数ミリメートル単位の狂いもなく締め込んでいくというのは、緻密で根気のいる作業。
この時点で間違いがあれば、絣模様が出来なくなってしまうため、
力があるだけでは出来ない、神経を使う難しい仕事なのです。

その素晴らしい絹糸を高機による手織りで、一糸一糸心を込めて織り上げられます。
一反を生み出すのに、シンプルなお柄のものでも一か月。
凝った柄行のものですと、優に数か月もの月日を要します。

数センチメートル織り上げては経糸を緩め、一本一本針で絣を合わせていく。
本当に気の遠くなるような作業の繰り返しで、
大変細やかなお柄を、織りによって表現しています。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約13.2m 内巾約36.5cm(裄最長約69cm)
経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙、
本場奄美大島紬共同組合の証紙が付いております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチ、お稽古ごとなど

◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立ご希望の場合、
[ 袷 ]
地入れ2,750円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+お仕立代26,400円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ2,750円+衿裏2,200円+お仕立代26,400円(全て税込)で承ります。
・海外手縫い価格です。国内手縫いは、「大島紬・結城紬」+23,100円(税込)、「左記以外の紬」+12,100円(税込)で承ります。

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)