商品番号 1374391

【弐代目上野為二(四代目上野眞)】 特選本手描き京友禅訪問着 「流水に四季花水車」 伝統の技と美を受け継ぐ名品

売切れ、または販売期間が終了しました。


京友禅の人間国宝第一認定・初代上野為二氏の技と美を受け継ぐ…
弐代目上野為二(上野眞)氏の、特選京友禅訪問着をご紹介いたします。


【仕入れ担当 吉岡より】
穏やかな地色に浮かび上がる繊細な京友禅…
その淑やかに香る品格に惹かれて仕入れてまいりました!

四代に渡り伝承される人間国宝の技と美…
是非この機会にご堪能いただきたく思います。

穏やかな地色の訪問着ですので、
清雅な薄色・シックな濃色のいずれのフォーマル帯とも相性が良く
着用のシーンやお好みで幅広く合わせて頂けます。

社交シーンにさりげなく品を高めたい方におすすめいたします。
どうぞお見逃しなさいませんよう、その世界を存分にご堪能くださいませ。


【色・柄】
染地には、さらりとした丹後ちりめんの駒無地を用い
地色を穏やかで淡い浅葱鼠色を基調に染め上げました。
お柄には、“これぞ上野家”ともいえる繊細な筆使いの「流水に四季花水車」を。

ごく細やかなタッチで描かれた意匠は、無地場にすらその余韻を感じさせてくれる
上品な面持ちでございます。

お着物全体から漂う侘び寂びのムード。
静寂に中にかもし出される上品なはなやぎは
唯一無二の格調高い着姿を完成させます。

もちろんすべての柄は繊細な手加工の糸目友禅にてあらわされており
草木や波に施されたグラデーション、確かな色挿しなど、
手仕事ならではの地道な意匠が随所に見受けられます。


【弐代目上野為二氏について】
弐代目上野為二氏は初代上野為二氏の孫にあたり、
上野工房を広く世に知らしめた上野忠夫氏を父に持ちます。

【上野家四代家系図】
○上野清江(明治4年~昭和18年)
↓ 
○初代上野為二(明治24年~昭和35年)故人間国宝

○上野清二(昭和10年~昭和58年)―上野街子(清染居)昭和18年~
○上野忠夫(昭和6年~昭和52年)

◎弐代目上野為二(四代目上野眞)(昭和32年~)

※少々ややこしいですが、上野眞氏は“弐代目・上野為二”を襲名する以前は、
“上野家”の四代目として創作活動をされておりましたため、この二つの名の作品が存在します。


昭和32年生まれの弐代目上野為二氏は、祖父「初代上野為二(人間国宝)」を輩出した
京友禅の名門「上野家」の直系。
幼少より、祖父の技を習得・伝承することを宿命づけられ、京友禅美の研鑽に励んでおります。
上野家の家名に基づき、上野為二生誕百年を経て正式に上野為二を襲名されました。



【 弐代目上野為二(四代目上野眞)について 】
京友禅作家
京友禅の名門・上野家の四代目

※1955年に始まった重要無形文化財及び保持者の
認定で、最初に認定をうけた友禅の人間国宝
初代・上野為二を祖父に持つ。
初代上野為二は古代加賀の研究を元に
京友禅に加賀友禅の趣きを加えた技法を生み出し
日本画と洋画双方の技術を学ぶことで絵画的
テーマと表現を深めた。

上野家のお家芸は繊細な糸目と独特の配色で
表現された茶屋辻や御所解模様で、初代上野為二が
残した松の図案は「上野家の松」として有名。

その作風を引き継ぎ、二代目・上野為二は
古代加賀の柄行を現代調にアレンジした作品を
制作している。

※1955年同時認定を受けた人間国宝は
加賀友禅 木村雨山
京友禅  田畑喜八

【 経歴 】
1957年 京都生まれ
1980年 学卒後、京友禅の染匠高橋啓に入門
1983年 上野を継いで先代職人たちと共に研鑽に励む     
2003年 弐代上野為二を襲名。

■上野家初代 上野清江(明治4年~昭和18年)
絵画をよくし、茶人で俳句や和歌にも精通。

■上野家二代 上野為二 (明治34年~昭和35年)
重要無形文化財保持者・人間国宝
古典衣裳を模写し、自己の美学で再構築、
新しい友禅の形式美を築く。
昭和13年、友禅の世界で初めて
重要無形文化財保持者に認定を受ける。

■上野家三代 上野忠夫(昭和6年~昭和52年)
現在の上野工房ビルを建築

■上野家四代 上野眞(昭和32年~)

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
たち切り身丈178cm(背より身丈163cmまで) 内巾36cm(裄丈68cmまで)
白生地には、特選丹後ちりめん駒無地を使用しております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 30代~60代

◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、お付き添いなど

◆合わせる帯 袋帯 綴れ名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏7,260円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)

※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
 堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(解湯のし)


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