商品番号 1374229

【最終決算SALE】 【川島織物】 (仕立て上がり・中古美品) 特選正絹高級本袋帯 「花入子亀甲」 堂々とした純古典の気品! 希少な唐織の逸品!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 竹中より】
西陣織の老舗であり名門、川島織物さんの軍配マーク。
押しも押されぬ西陣の名門。
その織処より、滅多と見かけない
贅沢な逸品本袋帯をご紹介いたします。

出すぎず、でも確かな格と気品は欲しいというお席に…
きっと重宝いただけることと思います。
お目に留まりましたら是非お早めに。


【お色柄】
見た目の重厚感とは裏腹に、
帯地はしっとりとした大変しなやか。
それでいて、密な織りくちならではの
コシのようなハリが感じられます。

深みのある紺色の地に、
緻密な彩糸にて表現された古典を感じさせるデザインセンスで
入子菱のお柄をふっくらとした唐織てに織り出しました。
多彩な色糸は、それだけで上質さを感じさせる仕上がりに。
格調の中にも安定感を感じさせます。

こんもりと浮き上がる色糸使いが、
ラインの一本一本を富貴に浮かびがらせ、
角度によって、豊かな陰影変化を演出いたします。

川島織物のお品でも、「縫い袋」のものと「本袋」のものがございます。
ご存知の通り、高級品にのみ許されるのが、「本袋」。
表地と裏地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。

基本的に、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、縫い袋のように、
表裏別々に織って後で縫い合わせるわけにはいかないからです。

表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練が必要とされますし、大変難しい織物です。

縫い袋を織る職人さんは現在でもまだまだ居られますが、
本袋を織りこなす職人さんは、かなり限られてきております。
本袋帯と縫い袋帯を並べて見比べていただきますと、すぐにお分かりかと思います。
その違いは、帯の両端、つまり耳の厚みでございます。
これこそが本袋帯の一番の特徴で、縫い袋帯の半分の厚みですので、
薄く綺麗にたたむことができます。

またお太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
また縫い袋帯ですと、よく締めて頂くと表、裏の縫い目から破れる心配がありますが、
本袋帯ですと、一本の糸が輪に織れていますので破れる心配がございません。

お茶席、お付添いなどからお集まり、お食事などにと、
幅広いコーディネート力も魅力です。

川島織物の作品は、直接百貨店などに卸されていることが多く、
上代も他のメーカーさんに比べてリーズナブルに設定されております。
そのためほとんど値崩れいたしませんので、
どうぞこの機会をお見逃しございませんようにお願いいたします。

ぜひともお手元でご堪能下さいませ。
どうぞお見逃しございませんようお願いいたします。

【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【川島織物について】
天保14年(1843年)創業。
一世紀以上にわたり蓄積されたスキルは西陣でも群を抜き、
織を見ての感嘆、名を聞いての納得の仕上がりのお品を
世に排出されている名門中の名門。

西陣は分業で成り立っているのが多い中、川島織物は、素材選びから
デザイン、織設計、染色、製織まで一貫生産の姿勢、高い品質を維持する
ために全ての工程に厳しい基準が設けられている。

近代美術織物の礎を築いたとも言われており、
優れた作品を製織するために一切の妥協を許さず
織物の研究に没頭した、川島甚兵衛の心意気。
それは、今の時代の作品にも脈々と受け継がれております。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ4.32m
柄:六通柄
川島織物謹製

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お出かけ、カジュアルパーティー、観劇、芸術鑑賞、お食事、趣味のお集まりなど

◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)