商品番号 1373565

“本日正午迄!” 【山岡古都】 特選縫い取り小紋着尺 ~染織美術品~ 「絢爛百花」 繊細な感性の妙! 今はなき銀古都を厳選仕入れ!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
今はなき希少品を、厳選して仕入れて参りました!

草木染を愛し、日本の四季や自然を愛し…
それらの一番美しい瞬間を描きとる染色の歌人、山岡古都。
その独自の作風は、他のなにものにも変えがたい魅力あるものとして、
常に変わらぬ人気を誇っております。

氏が亡くなった今もなお、着物ファンを魅了してやみません。
その山岡古都さんが生み出した、素晴らしい逸品。
お目に留まりましたら是非お見逃しなく!


【お色柄】
葡萄色を基調に白色で織りなされたのは咲き誇る花々の意匠。
繊細な立体感が指からダイレクトに、そして目に繊細に伝わってまいります。

上質な縮緬地に白糸で紋を起こし、ベースとなる色を裏から染め上げていきます。
紋起こしで表された柄行に沿って型紙を興し、手加工の摺り友禅によって、
何度も色を重ね、奥から滲み出てくる深みある色合いと立体感が醸しだされます。
(最低でも使用されている色数だけの型紙が必要になります。)

お着物通の方でしたら、一目で染匠さんが分かるほどの素敵な意匠美。
繊細な感性の妙が感じられ、永い日数をかけ手仕事にて染め上げる
“山岡古都”ならではの染美の拘り。
この素晴らしい風合いをどこまでお伝えできるのかわかりませんが、
自信と責任をもってお勧めできるお品物です。


【山岡古都について】
紀元前に生まれた墨は、薬用としても隠れた不思議な力があり、
古より金に匹敵すると言われ、最高の天然炭素、名黒の墨を100%全面大量に用い、
絹の光沢と松煙粒子の墨の光りに神秘な銀色を活かし堅牢にし、
世界でも類をみない染織技術は、染人、山岡古都独特の技により生み出されました。

昭和二十六年 染色の道に入る
昭和二十九年 古都草木染研究所を創設独自の研究開発にふける
昭和四十二年 「第八回全国秋の特選着物技術大会」に入選
昭和四十四年 草木染による新薬師寺の伐折羅大将の絵に対し米国大統領ニクソン氏より感謝のしるしとして記念品を賜る
昭和四十五年 「本草木染秘色古都」をフジアート出版より発行
日本万国博覧会三菱未来館に草木染による宗達の風神雷神を画く
松下電器産業株式会社のカプセル(五千年後に開封)に日本友禅を代表し東洋更紗を制作し納める
昭和四十八年  沖縄の伝統工芸の改善発展に寄与する目的で那覇市に伝統工芸館「首里琉染」を開設
古都・琉球の草木染の特集号「美と工芸」を京都書院より発行
昭和五十年 東京銀座ミキモトで「沖縄流染展」を催す
沖縄県石垣市に「八重山琉染工芸館」を開設
全国日本学士得別名誉会員となる
首里城の綾門大綱曳の旗頭の復元図を制作
昭和五十三年 東京日枝神社にて個展を開く
昭和五十四年 沖縄県民族学振興会会員となる
平成元年 八重山で最後の茅葺き建築を保存
平成二年 首里琉染が那覇市より観光功労賞を受ける
平成三年 首里琉染が第一回紅型供養祭を催
平成四年 NHK大河ドラマ「琉球の風」の衣裳、小道具一式を時代考証の上、制作
平成七年 沖縄の古式行列「百人御物参り」を再現し、衣裳、小道具一式を時代考証の上、制作
平成八年 沖縄の古式行列「百人御物参り」を再現

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約14m 内巾37cm(最大裄丈約70cm)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事、ご旅行など

◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
湯のし1,320円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+12,100円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(湯のし)


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