商品番号 1370330

●【第四弾大蔵ざらえ限定】 特選伊勢型江戸小紋着尺 草木染 ※八掛付き 「極鮫七宝」 名匠の逸品! 受け継がれる技… 希少な作品が特別入荷!

【仕入れ担当 中村より】
希少なお品に出会えました…

あの人間国宝 故・六谷梅軒の実の息子さんである、
伊勢型錐彫伝統工芸師【六谷博臣】氏の世界をご堪能いただける江戸小紋着尺のご紹介です。
未仕立てのご紹介は非常に希少でございます。
どうぞじっくりとご堪能くださいませ。


【お色柄】
サラリと肌に滑らかな浜の鬼しぼちりめん地。
その地をこっくりと深い黒に染め上げ、
意匠には極鮫七宝模様が染め表されました。

細やかな伊勢型文様は、見れば見るほどにその手仕事に引き込まれるような心地がいたします。
このお柄の全てが、1mmにも満たない粒々の集合で表現されていること。
その細緻さには、きっとどなたもが感嘆せずにはいられません。

手先を通じて流れる繊細な技と力は見事な線と点を刻み、
彫り上げられる重厚な絵型…
その熟練の技を余すところなく巧みに染め上げた作品です。


【六谷梅軒について】
昭和30年2月。
伊勢型紙が持つ高度の技術に対して、6名の方々が重要無形文化財(人間国宝)に指定されました。
 六谷紀久男 (錐彫り)
 児玉博 (縞彫り)
 南部芳松 (突彫り)
 中島秀吉 (道具彫り)
 中村勇二郎 (道具彫り)
 城之口みゑ (糸入れ)
その中のおひとりが、初代 六谷梅軒(本名:紀久男)氏です。

二代目六谷梅軒(本名:博臣)氏は、紀久男の息子として生まれ、
少年期より強くその影響を受け小刀を握り、
父の技を受け継ぎ錐彫師としての道一筋に歩まれています。


【 伊勢型について 】
伊勢型の彫り師は、渋紙(和紙に柿渋を塗っていぶし、強度を高めたもの)に
求められた柄をあてて、その通りに小刀を走らせます。お柄にもよりますが、
小紋などは、数ミリのズレも許されないまさに職人芸。一つの作品に一ヶ月
かかることなど珍しくなく、その間、彫師はただひたすら、「アテ場」と
呼ばれる型彫専用の机で孤独な作業にとり組みます。

それでも、そこまでして生み出されたにもかかわらず、限りのある型の寿命。
染めを繰り返しますと、型はどうしても破損してしまいます。
一部でも破損すれば、永遠に同じものを製作することはできません。
その型が一つ減り二つ減り、今となっては希少価値も大変高くなっております。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100% 
長さ12.5m 内巾36.5cm(最大裄丈69cm)

- おすすめTPO

最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、おでかけ、音楽鑑賞、観劇、お食事、お茶席、お稽古ごとなど

◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
湯のし1,320円+※胴裏7,260円~+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+12,100円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(湯のし)


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