西陣の老舗、かつ名門である【藤原】による
一面に引箔を施したハイクラスの袋帯をご紹介いたします。
【バイヤーより】
西陣織の名機【藤原】さんによる、珍しい図案の作品を入荷致しました。
幻想的に引箔を織り込んだ、藤原さんとしてもハイクラスの作品です。
琳派調の優しさもある意匠を、確かな技術で織り上げたその袋帯は
フォーマルのお席に一片の個性を添えて結んでいただける帯として、
きっと重宝頂けることでしょう。
華やかな印象の帯ですので、
訪問着や付下げ、色無地との相性は抜群です。
【色・柄】
「万葉菊寿文」
一面にほのかな濃淡が混ざり合う青磁色の引箔を込めた艷やかな帯地。
意匠には、琳派調の菊の花模様を織り成しました。
艷やかな金糸で縁を飾り、ふっくらとした立体感のある面持ちです。
なかなか無い配色の帯ですので、着姿を個性的に彩ってくれます。
箔、唐織の陰影は立体感を含み、お姿に一層の華やぎを約束いたします。
【藤原について】
【藤原】さんは織りの本場西陣においても随一の唐織技術を持つ
名門中の名門でございます。
振袖向けの華やかな帯から、安定の古典柄フォーマル帯。
また涼やかな夏物など様々な帯を制作されています。
残念ながら、2021年の夏をもって機を下ろされました。
そのため、今後新たな作品が生み出されることはございません。
※既に西陣織工業組合からも脱退されています。
絹100％（金銀糸風繊維除く） 長さ4.35m（お仕立て上がり時）
藤原謹製
耳の縫製：袋縫い ※おすすめ帯芯：綿芯
◇六通柄
◆最適な着用時期 10月～5月（袷の季節に）
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お茶席、披露宴、式典、パーティーなど。
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地
