【仕入れ担当 田渕より】
西陣・洒落の名門処と言えば、まず名のあがる名門、鹿子井山田。
独自のテイスト豊かに、数々の名品をつくり続けております。
洒落味に富み、現代感覚に沿った品格ある特選九寸帯をご紹介致します。
【お色柄】
しっとり、絹艶を込めて織りなした上品な鳥の子色の帯地。
意匠には、異国のテイストを感じさせる装飾の段模様があらわされました。
創作性光る洗練されたデザインで大変魅力的な一条に仕上がっております。
表情豊かな文様が、精緻にそして印象的に後姿を飾ってくれる、
まさに鹿子井ワールドなひと品と言えましょう。
【鹿子井山田について】
明治初期に世界の織物の中心だった、フランス・リヨン。
そこで近代織物を学んだ山田九蔵によって興された鹿子井山田は、西陣の名門であり、明治39年創業の老舗機屋さんです。
その敷地内には、京の名水に数えられる「鹿子井」があります。
そのこんこんと湧き出る清冽な泉のごとく…
鮮やかで美しい帯を世に送り出す機屋たらんという願いをこめて、「鹿子井山田」と称されたそうです。
以来工芸帯ひと筋に、創作活動に励んでおられます。
絹100%
長さ約3.6m (お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.76 鹿子井山田謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆合わせる着物 付下げ、色無地、小紋、織りの着物など
★名古屋仕立て(税込8,250円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込11,550円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込11,550円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。