商品番号 1365445

“特別価格本日最終!” 【夏物特集!】 【単衣・夏着物】 【宮古紬】 逸品正藍草木染め手織り紬 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ その価値は上布以上… 歴史に基づく染織工藝の極み! 身丈162 裄67

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概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
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◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、仕付け糸も付いたままの美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


究極の憧れ、宮古上布。
年々その希少性が高まりつつある中、上布以上に貴重なご縁がございました…

通常苧を原料として織られる宮古上布に対して、
今回ご紹介のお品は絹を用いて、
宮古上布の技術で創作された「宮古紬」でございます。

おそらく老舗専門店さんが別注されたのでしょう。
きもの市場でのご紹介も僅か三度目となります。
市場にはほぼ出回ってない至高のお品。
ある意味では宮古上布よりも価値が高いと評価されることもあるのではないでしょうか…

400年の歴史を持って創作された染織工芸の極みの一枚。
織物ファンの皆様、どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。


400年前、琉球王朝から功績を認められて栄進した夫のために妻が上布を織り、
お礼の意味で王に献上したのが、宮古上布の始まりとされております。
格調高い品位にあふれ、昭和53年には国の重要無形文化財の指定を受けています。

宮古には、「宮古織り」「宮古麻織」「宮古苧麻布」「宮古上布」があります。
生地端に名前が織り込まれますが、それぞれ素材が異なってまいります。

今回ご紹介のお品は、そのどれでもない「宮古紬」
丁寧に丁寧に、心を込めて創作されました。
蓼藍・琉球藍を用いて糸染された宮古上布らしさもある実に深みある黒味がかった藍のお色味…
さらりとした夏大島にも似た地風でございます。
お柄には蚊絣をつめこんだ菱襷模様を背景に花意匠があらわされました。

宮古上布では苧麻を用いて糸作りから始まりますが、
今回のお品では紬糸を用いて、図案にそって絣括りされ、天然染料の藍によって染色。
そして、根気強く手織りされました。

近年では宮古上布の織り手が高齢になったことや、
また高度な技術を習得するのに長い年月がかかりすぎ、
若い技術者が育ちにくいということなどがあるようです。
そうした技術を用いて丁寧に創作されたのが本品です。

母から娘へ、そしてその子に…
伝承の織りを引き継いでゆくという、単なる衣装を超えた、文化の世界。
逸品と称される他の産地の紬と同じように、
本品も三代物といっても過言ではないでしょう。

職人の死亡や高齢化によって、年々「幻」となっていくその織り技。
心を込めて創作されたものであることを…
豊かな心に、感じとっていただければと願っております。
夏の織りものの、究極品と言えましょう。

自然の恵みと人の手の努力によって生まれた美しい美しい一枚です。
どうぞ大切に、織りの逸品を堪能くださいませ。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈162cm(適応身長157cm~167cm) (4尺 2寸 7分)
裄丈67cm (1尺 7寸 6分) 袖巾33cm (8寸 7分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾27cm (7寸 1分) 後巾31.5cm (8寸 3分)
※居敷当無し、背伏せ付き

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 行楽、ショッピング、ランチ、女子会、街着など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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