商品番号 1364797

【伝統的工芸品 伊那紬】 特選手織り紬九寸名古屋帯 ~『銀座もとじ』誂え~ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「ヤシラミ縞文」 やさしく紡ぐ…温もりの一条!

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◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


蚕の紡いだいのちの糸に、人のこころが加わって…
こんなにもやわらかな表情の、ステキな帯になりました!

伊那紬随一の工房、信州伊那谷、長野県駒ヶ根市にある
「久保田織染」さんが織り上げた特選九寸帯のご紹介です!
無地感覚でお着物合わせもしやすく、
繊細なヤシラミの表情もお楽しみいただける、
大変素敵な一条を厳選仕入れしてまいりました!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!


桑の中から小唄がもれる
小唄ききたや 顔みたや―
中央アルプスと南アルプスの間に深く刻まれた伊那谷。
伊那地方に唄い継がれる伊那節の一節にもあるように、この地では
古くから養蚕が盛んで、『飯田紬』や『上田紬』と
ならぶ信州紬の一つ、『伊那紬』が織り継がれてまいりました。

大正から昭和の初期にかけて―
百有余の製糸工場が、天竜川の豊富な水で水車を回し、製糸産業が
栄えておりましたが、時代の流れとともに減少、
伊那紬もそれにあわせ減産の一途をたどりました。
その灯をたやしてはいけない。
21世紀に、それ以降に受け継がなければいけない。
伊那谷の誇るべき地域産業である伊那紬を今に受け継ぎ、
織つづけておられるのが「久保田織染」さんでございます。

軽くてやわらかく、ほっこりとした風合い。
吟味された玉糸、真綿からの手紡糸などを丹念に
撚り合わせた国産の絹糸を、高機にて1本1本丹精込めて手織する…

手間隙かけて染め上げられた先染の糸を用いて、
お着物を一反織り上げるのにおよそ2週間。
そうしてやっと、しなやかで強く、シワになりにくい伊那紬が完成いたします。

『さらり』と、『ふわっと』の合間、真綿の特質。
落ち着いた黒色と鶯茶色を組み合わせた縞模様が浮かぶなか、
細やかなヤシラミの市松模様をふわっと浮かび上がる味わい深い仕上がり。

よき素材を選び抜き、確かな織り技で織り上げた一品。
地元の特産品づくりは、地元にある素材と技を生かして、
現代に通用するものをつくる―
匠のそんな思いがつまったお品。

伊那紬の素晴らしい風合いをこの機会にぜひお楽しみ下さい。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100% 長さ約3.7m
柄付け:全通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など

◆あわせる着物 小紋、織のお着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)