◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます!お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
本当に希少なお品を仕入れてまいりました…
重要無形文化財「友禅」保持者、
人間国宝・羽田登喜男氏による特選砂子綴れ袋帯でございます。
今回は代表的な鴛鴦のお柄ではなく、草花のお柄でもない、
まず見かけることのない、石庭のお柄を染描いた逸品。
次回のご紹介はお約束出来ません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
羽田登喜男―
加賀と京の友禅を融合させ、
手書きの友禅に独自の意匠を見出した巨匠。
氏の代表的なお柄といえば鴛鴦ですが、
今回は中々見かけないお柄を染描いたひと品。
地色はシックな藍鼠色を基調に金糸を織り込んだ砂子綴れ地。
箔糸の光沢とたたき染めの表情が合わさって、なんとも幻想的でございます。
お柄には、わびさびの風情感じる石庭の意匠が氏の感性でもって描かれました。
凛とした静けさと華やぎが融合したよう…
そっと込められた金箔の光沢が、一層の気品をもたらしております。
確かな染めとその構図は人間国宝にしか表現することのできない、
独特の世界観を感じられる素晴らしい一品に仕上がっております。
その極上の感性、染め技。
ダイアナ妃へ贈呈された振袖や、祇園祭の蟷螂山のタペストリーを創作され、
人間国宝にまでのぼりつめた作家の作品です。
まさにすべてが最高級の仕上がり。
ぜひ、本物の逸品をお手元にてご堪能いただければ幸いでございます。
■羽田登喜男
明治44年(1911):1月14日金沢市生まれ。
大正14年(1925):金沢で友禅師南野耕月に入門。
昭和06年(1931):京都で曲子光峰に師事。
昭和12年(1937):京都で独立。日本伝統工芸展を中心に活躍。
昭和51年(1976):第23回日本伝統工芸展東京都教育委員会賞、藍綬褒章。
昭和53年(1978):京都府美術工芸功労者。
昭和57年(1982):勲四等瑞宝章。京都府在住。
平成20年(2008):死去
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.25m
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。