商品番号 1363837

【伊予絣(いよがすり)】 正藍手織伊豫絣綿着尺 愛媛県伝統的特産品 「亀甲詰文」 今や年間数十反… 残された僅かな手織りの逸品!

売切れ、または販売期間が終了しました。

その生産数から、ご紹介出来る機会は本当に少なく、
木綿織物のなかでも大変希少なお品…

深く奥行きのある色彩に、絣の意匠が着姿をきりりと引き締める…
織のお着物ファンの方に是非ごらん頂きたい一品となっております。

100年前にはなんと200万反を超えて生産されていましたが、
製造所は徐々に姿を消し始め、現在では1軒を残すのみとなり、
年々生産はヘリ現在ではわずかに数十反…

残された最後の1軒、白方興業による
手織りのぬくもり溢れる、伊予絣を偶然にも仕入れて参りました。
掘り出しならではのこの価格…正規ルートでは絶対にあり得無いお値打ち価格にてご紹介致します。
深き藍の魅力、美しい美しい絣の美を、どうぞご堪能下さいませ。


伊予絣―
『久留米絣』、『備後絣』とともに日本三大絣の一つともされる紺の木綿絣です。
伊予絣は、18世紀に鍵谷カナが織り出したのが始まりと言われています。
その後、紺絣へと形態を進化させ、伊予絣として明治、大正の一時代を風靡する一大産業へと変貌していくことになるのです。

その後、衰退の危機を乗り越え、僅かずつながら
大切に大切に生産され続けております。

絣図案を作り、経糸、緯糸ごとに整経、絣括り、織締めの作業を経て、
染色して作った絣糸を用いて、絣柄を手で合わせながら織り上げていくその過程。
ひとつひとつの行程が、人の手によって重ねられていきます。

今回ご紹介のお品は、亀甲文様を一面に織りなした正藍染めのお品です。
細めの糸を用いて織り上げられた木綿地は、大変しなやか。
さらりと肌心地よく、ざっくりとしたものとは又違う魅力がございます。

素朴ななかにも凛とした、独特の情趣かおるひと品。
昔から絣は、洗えば洗うほど美しくなると言われていますので…
どうぞ末永くお手元で大切に、歳月を経ることで生まれる織のなじみ、
その風情をご堪能下さいませ。

お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いでございます!


※藍はその特質上、摩擦や湿気による色落ちが生じやすくなっております。
藍止め加工をいたしましても、藍が落ち着くまでに汗や摩擦で
色が移る場合がございますのでその点ご留意くださいませ。

商品詳細

- 素材・サイズ

綿100%
長さ約12.4m 内巾36cm(裄最大約68cm迄)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 真冬を除く10月~5月頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お出かけ、お稽古、観劇、趣味のお集まりなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら

[バチ衿]
水通し4,950円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)で承ります。 
[広衿]
水通し4,950円+ポリエステル衿裏880円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)で承ります。 

※綿の着物は地厚な生地のため、裏地なしの単衣仕立てとなります。単衣仕立てで冬の季節にもお召しいただけます。袷仕立てをご希望の場合にはお問い合わせくださいませ。
※背伏せなし(背は袋縫い)・ポリエステル糸でのお仕立となります。
※国内手縫い仕立て+8,800円(税込)

※「水通し」は、お仕立て前に生地の糊を落とし、ふっくらとした風合いに仕上げるために行う工程です。

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