【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm (1尺 8寸 6分) 袖巾36cm (9寸 5分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
おおむね美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
五代目、田畑喜八。
伊可田屋三代目である田畑氏による特選品を仕入れて参りました。
寸法会う方に限りますがこれまでに無い破格にて仕入れが叶いました…
めったとない機会ですので、どうぞお見逃しなきようお願いいたします!
田畑家は文政八年(1825)創業以来、
190年間余り、五代にわたり連綿と引き継がれる京手描き友禅の名家。
特に三代目田畑喜八は、古代衣裳や古代裂の蒐集と研究、
そして仕上げ染の筆致と糸目友禅を見事に活かした
独自の友禅染めを創り上げたことにより、
昭和30年(1955)友禅で第一回の重要無形文化財(人間国宝)に指定されました。
昭和15年(1939)弟田畑伊三郎が分家として京都中京区に伊可田屋を創始。
伊三郎は京都染色業界発展の功により、
昭和34年(1959)黄綬褒賞、昭和40年(1965)勳六等瑞宝章を受賞。
昭和34年より、皇室関係の作品制作を手がけはじめ、
美智子妃殿下(正田家)もかつて自らきものを購入されていた由緒ある染元です。
研ぎ澄まされた感性が、凝縮された空間を…
さらりとした上等な白生地を、上品な白茶色に染め上げ、
濃淡の藍色で、春秋の花意匠を表現いたしました。
無地場を多くとってございますので、無限の奥行きが感じられます。
シンプルな構成に抑えた色彩でありながらも、
そのバランス感覚というものや、思わず息をのむさすがのものでございます。
さりげないようでいて、はっとするような気品。
普段のお出かけはもちろん、飛び柄で紋も入っておりますので
帯合わせ次第ではちょっときちんとした印象でも装っていただけることと思います。
なかなかご紹介できるものではございませんので、
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします。
<田畑喜八プロフィール>
1935年:京都に生まれる。祖父・三代喜八(人間国宝)父・四代喜八に師事。
1985年:イタリア ジェノヴァで日本染織作品展開催。
1987年:京都彩芸美術共同組合理事長・日本手描染織連合会会長
1990年:アメリカ ボストン美術館アート・イン・ブルームできもの「花12ケ月」特別出演。 朝日新聞社主催田畑コレクション「かがやける小袖の美」を開催。
1995年:五代 田畑喜八を襲名
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈151cm(適応身長146cm~156cm) (3尺 9寸 8分)
裄丈66.5cm (1尺 7寸 5分) 袖巾34cm (8寸 9分)
袖丈46.5cm (1尺 2寸 2分)
前巾25cm (6寸 6分) 後巾29.5cm (7寸 7分)
◆八掛の色:青朽葉色
※衿裏のホック、引き紐無し
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶会、お稽古事、音楽鑑賞、観劇、お出かけ、食事会など
◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。