金唐革の表情を織りにて表現して…
京都・西陣帯の老舗、西陣まいづるより
細緻な織に極まる、風格あふれる一本をどうぞご覧下さいませ。
金唐革とは、
型を用いて文様を革の表面に浮き上がらせ、
金泥その他で彩色を施すもの。
表面の凹凸がリアルにその表情を伝え、
抑えた色彩ながらも、豊かな奥行きと存在感を感じさせてくれます。
織りなしたのは明治40年創業のまいづる。
本物の良さを伝え続け、様々な作品を創作されておられます。
確かな技術、老舗にして時風を読んだハイセンス、
その抜群の仕上がりは常に、問屋間でも定評がございます。
しなやかな帯地は
深い焦茶色から藤色へと幽玄なグラデーションを魅せて…
揉み箔特有の凹凸感あるその地には、
高雅な面持ちで咲き誇る牡丹に椿の花意匠が織りなされました。
実に印象的な表情にて、お背中を飾る見事なお一品。
ご注目いただきたいのは、そのお柄の織りの表情。
金唐革(きんからかわ)と呼ばれる技法を模したような、
独特の色彩と質感に仕上がってございます。
上質を知る大人の女性の方にぜひご愛用頂きたく思います。
純古典の中にも名門まいづるらしい品格に独自のこだわり、
品質の良さを存分に感じて頂ける仕上がりです。
訪問着、付下げ、色無地などとのコーディネートで、
フォーマルなお席に華をそえた装いに。
名門のお品をご愛用頂けると幸いです。
どうぞこの機会を、お見逃しのなきようお願いいたします。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No29 西陣まいづる謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、レセプションなど
◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地など