【仕入れ担当 田渕より】
一流機屋の素晴らしき…
見つめるだけで心が満たされてゆくような…
お背中を印象的に彩る一条。
すばらしいひと品が入荷いたしました。
西陣の名門・おび弘さんの大変希少な九寸名古屋帯のご紹介です。
【お色柄】
シャリ、さらり…
しなやかな織りくちで軽い締め心地の帯地は
絹本来の艶感を持つごく淡いベージュで織りなして。
その地に仄かに浮かぶ水玉の地紋を施し、
お太鼓には何とも愛らしいリスの姿があらわされました。
ふっくらとした緯糸にモール糸を配して、
そのさりげない奥行感や無地場とのバランスはまさにプロの目をもうならせ、
さりげない装いをおのずとグレードアップしてくれる、
自信をもっておすすめするひと品です。
【おび弘について】
昭和40年、製織に良い環境、特に湿度に気を使い、
琵琶湖の北の山門湿原の森に工場を構えてより。
日本人古来の素朴さと根気のある地元の職人が、
織り続けて現在に至るまで50有余年。
複雑な袋帯数種、名古屋帯、大相撲の締め込み等、
多動の織物を手掛け、伝統技術の後継に
積極的に取り組まれております。
有名なエピソードとしてはその昔、
あのダイアナ妃来日の折、帯を献上されたこともある名門中の名門でございます。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.607 おび弘謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込8,250円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込11,550円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込11,550円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。