◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
◆たれ先文字確認のため、たれの一部を解いております。
ご注文を頂きました際は、縫製を致しますので、10日程度頂戴します。何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。
西陣一流ブランド、織悦より品格溢れる一条をご紹介致します。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。
京都、きぬかけの路。
洛西・衣笠山の山すその仁和寺、龍安寺から金閣寺あたりを「きぬかけの路」と言いいます。
春は桜、秋は紅葉の美しい、風光明媚なこの地に「織悦」はございます。
「織悦」とは、創業者である高尾菊次郎氏が、
桃山時代の芸術家、本阿弥光悦を好み心酔した事と、織物作り一途の悦びの心境から、名づけられました。
図案家の手を借りない高尾菊次郎氏は、確かな審美眼を養うため、
正倉院に収まるシルクロードの美を初めとして、
名物裂や琳派、中近東やヨーロッパ、インカなどの古代裂と幅広く自の中に吸収し、
画家や陶芸家との交流を通じて美に対するセンスを磨いた現代の西陣織の第一人者です。
これら織悦の創業者の研究と知識、精神は、
現在の織悦のすべて帯の創作に生かされております。
また、様々な裂をモチーフとしている桝屋高尾の高尾弘氏も師事されていらっしゃいます。
触れると驚くほどしなやか…
品良い絹の光沢が美しいベージュ色の地。
意匠には桜や梅、菊、楓などの四季草花の丸文を織り上げました。
お色は特に配さず、金糸の輝きも上品なものにまとめられた一条。
控えめながらも良きものの風格を纏った存在感は、さすが名匠の逸品でございます。
しなやかでしめやすい織悦の帯。
余談ですが問屋さんが帯を作るとき機屋さんによく
「織悦さんみたいな風合いになるように」
「織悦さんの帯みたいな感じに織って」とか言葉を交えながら発注し、
漠然としながらもプロの間では「しめやすい帯」として通っています。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 織悦の歴史 】
1922年 先代、高尾菊次郎、渡辺半次郎商店より独立開業。
1924年 西陣で最初に紬糸を使用
三越三彩会に入選
1930年 特許、実用新案十数件取得
1934年 (アップリケ、刺繍、ゴブラン式モール織、両面織、梨地絽、本羅等)
1948年 「カラー織」で特許取得
1970年 織悦株式会社設立 高尾通代表取締役就任
1975年 高尾菊次郎 第一回全国伝統的工芸品産業功労者に選ばれる
1977年 高尾菊次郎 二回にわたり紺綬褒章受賞
1996年 銀座松屋にて織悦展開催
1997年 浅草松屋にて織悦展開催
1998年 日本橋大丸にて織悦展開催
1999年 心斎橋大丸にて織悦展開催
日本橋三越にて織悦展開催
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
本袋縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、入卒式・七五三のお付添、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お茶会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格高い小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。