◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが
目立つよごれ傷もなく
ほぼ美品ですが
中古品であることをご認識の上ご検討くださいませ。
一度は本加賀の巨匠の作品を着てみたい…
そのようなお方は迷わずどうぞ!
お仕立てあがって、百貫華峰氏の作品
がこの価格ですから心よりお勧めいたします!
百貫俊夫、またの名を百貫華峰…
画家にして、加賀友禅作家。
東京にて染色の技法を学んだ後、金沢に帰り、
66年より故・人間国宝【木村雨山】氏に指導を受け、
88年・91年日展にて特選を受賞された経歴をお持ちの作家です。
日展の審査員、評議員、日本現代工芸評議員としても活躍されておられ、
名実ともに力のある、友禅界の歴史に刻まれる作家さんです。
しっとりと肌にやわらかく、それでいてさらりとなめらかな上質の絹地。
大人の女性美を感じさせる、和やかな淡い梅色に染められ、
じんわりと、お裾元へかけて白グレーのぼかしが
がかっております。
裾一面に表現されたのは、加賀五彩を駆使した伝統の
草花の情景図。
枝を張る吉祥の松と梅の木花模様が
ところせましと はなやぎます。
本加賀の写実性に、描き出されたのは「命」…
絹を生み出した蚕の命、
そして描く人もまた命の流の中に身を置く者であり、
全てのものに命が宿るように、お着物にも命が宿っております。
着姿の美しさで、加賀友禅に勝るものはございません。
すでに本加賀のおきものをたくさんお持ちの方にも、
いつかは本加賀を一枚と思われている方にも、お勧めしたい逸品です。
本加賀の一流作家の逸品を…
お手元でご愛用頂けましたら幸いです。
■百貫華峰 プロフィール
昭和41年 木村雨山氏に指導を受ける
昭和48年 現代美術展にて「ロータリークラブ賞」受賞
昭和49年 現代美術展にて「北陸放送社長賞」受賞
昭和51年 現代美術展にて「特別賞」受賞
昭和55年 東京三越本店にて初めての個展
昭和56年 日本現代工芸展にて「日本現代工芸賞」受賞
昭和58年 全国植樹祭の天皇陛下、ご来県の御宿泊所、加賀屋
「渚亭」で染額「鶴竹の図」「花鳥の図」が天覧の光栄に浴す
昭和60年 日本現代工芸展にて「日本現代工芸会員賞」受賞
昭和63年 金沢市文化使節団として蘇州市を訪問する
現代工芸美術家協会欧州視察団として西ドイツを訪問する
第二十回 日展「月光の日の想い出」特選受賞の栄誉
平性2年 第二九回 日本現代工芸展審査員に就任
平成3年 第二三回 日展「河原の雨」特選受賞の栄誉
平成5年 第三二回 日本現代工芸展「岩の中の私」東京都知事賞受賞
平成6年 第二六回 日展審査員に就任「見つめられている私達」
平成8年 第二八回 日展審査員に就任「古代と私達」
平成10年 第三七回 日本現代工芸展審査員に就任
平成12年 東京・三越本店にて個展
平成13年 アンゴラ国ロスサンス大統領と会談
平成14年 第四一回 日本現代工芸展にて「窓際の女神と私」
平成16年 第四三回 日本現代工芸展審査員就任
平成18年 財団法人民族衣装文化普及協会
平成21年 第四一回 日展審査員に就任
平成22年 第四二回 日展にて、「月光」が
第四科工芸美術部門 文部科学大臣賞を受賞
◆表地 裏(胴裏、比翼 八掛):絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
背より身丈151.5cm(適応身長146.5cm~156.5cm) (4尺 0寸 0分)
※縫込み 8.5cmありますので160cmまではだせます。
裄丈62.1cm (1尺 6寸 4分) 袖巾32.2cm (8寸 5分)
※ 裄 68.2cm(1尺8寸)袖幅9寸(34.1cm)までだせます
袖丈44.3cm (1尺 1寸 7分) →53.0cm(1尺4寸)までだせます
前巾23.8cm (6寸 3分) 後巾29.1cm (7寸 7分)
三つ紋入 丸に桔梗
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 40代~
◆着用シーン 結婚式、パーティー、レセプション、様々な式典など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。