◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
日本工芸会正会員、大村禎一氏の九寸帯のご紹介でございます。
まず滅多にご紹介の機会がないお品。
どうぞお見逃しのないようお願いいたします。
1980年文部大臣賞を受賞、その後日本工芸会正会員に認定され現在まで
日本伝統工芸染織展入賞、文化庁長官賞、
京都府教育委員会教育長賞など、数々の受賞暦を持つ大村禎一氏。
学生時代に学んだ写生を基とした、しっかりとした素地を持ち、
友禅・ローケツ染めなどを駆使した、臨場感あふれる作風を、
自然をテーマに描きあげています。
シボ感の豊かな味わい深い白色の縮緬地に、
ハイセンスな色彩にて瓢箪の意匠が表されました。
蝋纈染めによる柔らかな輪郭が作家性をより豊かに感じさせる仕上がりでございます。
さりげないお柄はおきものとのコーディネートもいただきやすく、
和の趣きを、この上なく感じさせてくれることでしょう。
先生の作品は、美術工芸の粋に達した染織品だけを扱う、
室町の一流問屋でしか手に入らず、ほとんどが実用のお着物というよりは、
染織工芸としての美術作品として考えられております。
一切の妥協を許さず、吟味し選び抜いた叡智を尽くした逸品でございます。
日本工芸会の実力を存分に味わえる仕上がりの作品を、
どうぞお手元でご確認くださいませ。
【大村禎一】氏の略歴
1943年 京都市に生まれる
1966年 京都市立美術大学 日本画科卒業
1980年 日本染織作家展 文部大臣賞 奨励賞
1981年 日本伝統工芸展 初入選
1985年 日本工芸会正会員認定
1996年 日本伝統近畿展 日本工芸会 奨励賞
1997年 彩芸展 通産省 生活産業局長賞
1999年 日本伝統近畿展 京都市教育委員会教育長賞
2000年 彩芸展 通産省 生活産業局長賞 羽田賞
2001年 伝統工芸日本染織展 文化庁長官賞
現在 日本工芸会正会員
絹100%
長さ約3.7m
太鼓柄
開き仕立て
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 30代~
◆着用シーン 街着、ランチ、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。