◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
さらりとしてハリのある地風。
新潟県小千谷の名門おだぎん。
二代目吉平【 小田島克明 】氏による紬袋帯。
シャリ感ある小千谷の生紬地に横段の浮織。
単衣にもオススメの上質な洒落袋帯のご紹介です。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
薄手でいてハリのある質感の生紬地。
生紬は、生糸の精練を途中で終え、
セリシンを完全にとりきらずに織ったもの。
セリシンの色であるやや茶色味を帯びた色調を持ち、
風合いも麻のようにざっくりとしていて、さらっとした
張りがございますので、裾捌きがよいため単衣にも
おすすめでございます。
ただ、手紡ぎは技術的に難しく効率も悪いため
生産量が少なく、小千谷紬の中では珍しいお品かと存じ上げます。
その生紬地をベースに、浮織にてお柄を織りあしらったお品。
節糸を残した手紡ぎの糸。
シャリ感を持ち、軽やかに織り上げられた、軽妙さが魅力的な生地。
やや生成りを帯びた、おだやかな薄白グレー地に、洒落味溢れる
浮花織の横段が浮き沈みして…
こういった無地に近いデザインの帯はお着物にも合わせやすく、
様々な帯姿をお楽しみいただける重宝のお品。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
■小田島 克明 略歴
1957(昭和32)年 新潟県小千谷市生まれ
1983(昭和58)年 生家へ戻り、徳間通久氏及び父吉平に師事
全国新人染織展初入選<以後3度受賞>
1992(平成04)年 全日本伝統工芸品展入賞
「小田島裂織」発表
1995(平成07)年 「ぜんまい裂織」発表
1996(平成08)年 京都キモノグランプリ入賞
1997(平成09)年 「小田島原生布」発表
2000(平成12)年 東京にて作品展開催
「野繭紬」発表
2002(平成14)年 全国裂織展入選
「ワイルドシルク裂織」発表
2003(平成15)年 全国伝統的工芸品展入選
「墨泥染」発表
2004(平成16)年 2004大阪工芸品展入選
朝日現代工芸クラフト展入選
絹100%
長さ約4.3m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
耳の縫製:袋縫い
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 洒落訪問着、カジュアル向のデザインの付下、色無地、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。