商品番号 1355054

【桝屋高尾】 【百貨店扱い品】 最高級西陣手織袋帯 ~渡来錦~ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「古代中東間道文」 西陣の美、極まる珠玉の織物!

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◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
うっすらと締め跡がございますがお届け前にプレス加工をサービスいたします。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


織司・高尾弘氏が率いる西陣織屋の創り出す美の世界。
研ぎ澄まされた美意識と、染織の源流を探し求めて研究を重ね、
創り出される数々の織物たち…西陣織の美をご堪能いただけることでしょう。

ねん金綴錦をはじめ、名高い織処「桝屋高尾」ご存知の方も多いと思います。
なかでも取り分け最高級の手織帯「渡来錦」をご紹介させていただきます。


【渡来錦】
「古代ティグリス・ユーフラテス河にそって
一大文明国家が開花した事は広く知られる。
その文明に遡る文化がシルクロードを経て東洋の端地正倉院に伝来した。

其の裂の持つ豊潤な文化をより正しく再現する為、永年研究を重ね、
正倉院に現存する平絹のふっくらとした、素朴ながら気品高い織味を手織にて完成をさせた作品である。」

平織りの織物は一見何の変哲も無いように見えますが、
高尾氏のお品にはその材質はもとより技法に於いても、
古来の技を正直に再現するため、細く上質な糸が緻密に用いられ、
いそがず、こつこつと手織でなければ絶対できない世界が織り描かれております。

平織の持つ表現力を最大限まで活して織り成される究極の織物。
その織り上がりは、文様の美しさはもとより、
締めていることを忘れるほどと言わしめる、
この軽やかさとしなやかさは、手織にしか出せない風合い。
本当にお手元で実感していただきたく思う次第です。


驚くほどきめ細かな地…
厳選された撚糸を織りなした深い濃墨色の地には間道模様を背景に、
古代エジプト人が神聖視したスカラベをあしらいました。
緯に走る金糸は絹の艶と煌きが品格と趣きと宿す織り上がりとなりました。
織物としての醍醐味を存分に味あわせてくれるひと品。

繊細でいて、美しく表現された文様、気品ある存在感…
他では感じることのできない満足感を味わっていただけることでしょう。
ぜひともお手元にて末永くお使いいただきたい逸品でございます。

突き詰めることによりこだわりぬいた最高級の手織帯。
フォーマルからお洒落な装いまで、様々なシーンで、
この締め心地を存分にご堪能くださいませ。


■高尾弘プロフィール
1935年 京都西陣に生まれる
1960年『株式会社 桝屋高尾』設立
1978年 徳川美術館よりねん金の復元を依頼される
1979年 メキシコ現地視察
1982年 タイ現地視察
1983年 メキシコ、東南アジア諸国、中国シルクロード、ヨーロッパ等視察
1984年 徳川美術館のねん金裂を基礎に彩ねん金を研究開発、ねん金綴錦を考案
1985年 『銀花』(第63号)誌に於いてねん金裂について対談
    トルコ視察
1986年 『季刊きもの』(春号)誌に於いてねん金裂のルーツ対談
    人間国宝 茂山千作翁、ねん金綴錦衣装を着用し京都観世会館に出演
1989年 第2回トルコ視察
1991年 第2回インド視察
1996年 皇后陛下美智子様ご着用服地を製作。
1998年 英国スコットランド取材
1997年 エジプト、ペルー、チリ視察
2000年 銀座美術館画廊 個展「五大染織文明を創る」を開催

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維のぞく)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
三越扱い品

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません

◆着用シーン パーティー、レセプション、観劇、芸術鑑賞、趣味のお集まりなど

◆合わせるお着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)