商品番号 1354679

“掲載14日迄!” 【八重山上布】 手織り草木染 苧麻九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・新古品≫ 「風たちぬ」 風を織り…光を染める八重山上布。

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◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召しくださいませ。


夏の上布八重山…
しかもこの良柄、夏が終わりを迎えるこの時期だからこそ超お値打ちにご紹介いたします!

夏の織りの秀作でございます。
季節感を一番に感じるのは、夏物。
とりわけ、なぜなのでしょう、
琉球の織物には、一層の魅力を感じてやみません。
きっと、南国のおおらかな気質が、
夏の暑さに負けないしなやかな強さとなってあらわれるのでしょう…
手織り草木染め、本場八重山上布の九寸名古屋帯をご紹介いたします。


亜熱帯の北限とされる石垣島。
沖縄本島や宮古島にはない植物染料が自生し、
琉球王朝の時代には、染色材料の宝庫とされてきました。
他の八重山諸島に比べて標高の高い山があり、
そこで磨かれる美しい水も、染色に欠かせない重要な条件となっております。

本品は、経糸にラミー、緯糸に手績みの芋麻を用いた作品でございます。
芋績み(ううみ)で生計をたてることが難しい現在…
希少な手績みの糸を使うこと、それだけで本当に贅沢です。
糸を績む作業は一見単純に見えますが、
髪の毛のように細い糸をつないでいく仕事は、大変な根気が要ります。
またその績み方の良悪で風合いが決まりますので、熟練の技が必要とされます。

なんと爽やかなのでしょうか。
自然味溢れる生成り色の地には、淡黄色や桜色、縹色などの色彩にて、
細縞のお柄があらわされました。
お太鼓には、爽やかな緑や黄の色彩にて、伝統の民芸意匠が織り成されて…

シンプルだからこそさらに高まる、イメージの世界。
心を込めて織り上げられたことが、ひと目で伝わる仕上がりでございます。
麻はシワになりますが、汗をかいても肌につかず、涼やかに風を通します。
シワができてもぺたりとせず、シワでさえも、パリッと涼感を呼ぶことでしょう。

    苧麻からの糸づくり
  → 天然染料を用いた糸染め
  → 織り上げ
  → 天日乾燥(約10日~1ヶ月)
  → 海晒し(約5時間)
  → 杵たたき(洗った上布を丸太に巻き、木綿の布の上から杵で叩く)

独特のシャリ感。
山・海・太陽の恵みを受けて織り出される布、八重山上布。
絹素材でこの上布の風合いを真似たものは安価で多く出回っておりますが、
やはり本物を身につけたいという方におすすめします。
ぜひ一度、手にとって自然の風合いを感じていただきたいと思います。

宮古上布や越後上布といった文化財級の力のある織物によく似合います。
またその他の産地の夏の織物にも、この帯が一本、きりり。
アクセントとして締まることで、本当に贅沢な装いとなります。

なかなか入手することができない手織り草木染めの逸品上布です。
季節がめぐる度に…
夏の最高の贅沢を、どうぞ存分にお楽しみ下さいませ。

商品詳細

- 素材・サイズ

本麻100% 長さ約3.7m
通産大臣指定伝統工芸品、
石垣市織物事業協同組合証票、
沖縄県織物検査済之証がついております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 夏の観劇、女子会、街着、お稽古、ランチなど

◆あわせる着物 夏の上布、小紋、紬など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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