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【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm (1尺 8寸 5分) 袖巾36cm (9寸 5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
重要無形文化財「友禅」保持者。
人間国宝【 羽田登喜男 】氏の手による、
代表的な鴛鴦図の訪問着のご紹介でございます。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
羽田登喜男―
加賀と京の友禅を融合させ、手書きの友禅に独自の意匠を見出した巨匠。
「羽田友禅」とも呼ばれる世界を確立した、羽田登喜男氏の
代名詞ともいうべき代表的文様…『鴛鴦』。
あまりにも有名なその鴛鴦紋、
着物通の方ならばご存知かと存じ上げます。
今回ご紹介のお品は、その鴛鴦のデザイン。
たぐいまれに見る秀でた審美眼と、蒔き糊をはじめとする
確かな友禅の技術とその表現方法、そのすべてが充分に感じられるお品。
さらりとした質感の絹布は深い藍褐色。
その藍褐色地に藍鼠の吹雪を一面に染めあしらい、
清雅な白い花を咲かせた梅ヶ枝に水面に戯れる
鴛鴦の番の姿が配されて。
羽田登喜男氏が2008年にご逝去されてよりはや13年。
登喜男氏自ら手掛けたお品というものはやはり
流通からだんだん姿を消していっております。
だからこそ、より希少に。
是非大切にお召しいただける方に、
母娘代々受け継いでいく一枚として、
大切にお届けさせていただければと願っております。
お手元でご愛用頂けるお品となりましたら幸いで御座います。
【 羽田登喜男 】略歴
明治44年(1911):1月14日金沢市生まれ。
大正14年(1925):金沢で友禅師南野耕月に入門。
昭和06年(1931):京都で曲子光峰に師事。
昭和12年(1937):京都で独立。日本伝統工芸展を中心に活躍。
昭和51年(1976):第23回日本伝統工芸展東京都教育委員会賞、藍綬褒章。
昭和53年(1978):京都府美術工芸功労者。
昭和57年(1982):勲四等瑞宝章。京都府在住。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈154cm(適応身長149cm~159cm) (4尺 0寸 7分)
裄丈66cm (1尺 7寸 4分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈48.5cm (1尺 2寸 8分)
前巾24cm (6寸 3分) 後巾30cm (7寸 9分)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、入卒・七五三おつきそい、
パーティー、お茶席 など
◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。