しなやかで、ハリのあるその質感。
大人の粋な和姿に、シンプルかつ使い勝手良し。
本場筑前博多織の献上八寸帯をご紹介いたします。
室町時代末頃に確立したといわれている博多織。
江戸時代、福岡の黒田藩より徳川将軍家に献上されたことから
その名で親しまれ、独鈷と華皿の柄が特徴的です。
1600年の関ヶ原の合戦以来、献上品として確かな品質が守られた由緒ある帯です。
キュッキュッと響く博多帯独特の絹なりの音と締め心地の良さ。
高い密度の何千本もの経糸と、細い糸をよりあわせてつくる太い緯糸。
丹念に織り上げた畝のある仕上がりは、帯の締めごこちの良さを思わせます。
さわって頂ければお分かり頂けるかと存じ上げますが、同じ博多織の中でも
しっかりとした地風のものを選んで参りましたので、必ず満足頂けるかと
存じ上げます。
しなやかさとハリを合わせ持つ、雫のように多色使いの色糸にて、
茶鼠色を基調に織り上げられた博多ならではの締め心地の良い地。
地模様には一面に亀甲紋を織り上げました。
ワンランク上の博多のオシャレをお楽しみ頂けるお品にございます。
美しい和姿を実現するひと品。
どうぞお見逃しなくお願いいたします。
絹100%
長さ約3.6m (御仕立て上がり時)
博多織工業組合の証紙がついております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 行楽、お食事会、ショッピング、女子会、街着など
◆あわせる着物 江戸小紋、小紋、御召、紬、綿きものなど