織りにこだわり、色にこだわり、意匠にこだわる。
さすが老舗!どの他の織物にもない、この風合い。
ほっこりとした洗練された素材感。
フシ糸のハーモニーに落ち着いた優しさ感じる配色、淑やかな意匠美!
山形の米沢の地で織り上げられた200年もの伝統ある老舗機屋、白根澤さんの作品です。
滅多とご紹介のできない逸品を今回限りのお値打ち価格で仕入れて参りました。
お目にとまりましたら是非どうぞ!
15代伊達晴宗が米沢城を築き、その城で伊達政宗が生まれたという
歴史のある米沢。山形の山奥にある米沢は、江戸時代から続く産業として
繊維産業が盛んで、その織物は米沢織(米織)と呼ばれて参りました。
その始まりは江戸時代中期。
当時米沢藩は財政逼迫の危機に陥っており、その危機を乗り越えるべく
立ち上がった、藩主・上杉鷹山公が織物を米沢の特産品にしようと考えられました。
その命を受けたのが、家臣であった白根澤家。
鷹山公が白根澤家に直々に織物商になることを下知され、
以来十一代、およそ250年に渡りその伝統織物を守り
続けている機屋さんが『白根澤合資会社』でございます。
今回ご紹介のお品は、その伝統ある機屋さんの
創作性の高いひと品。
そして「紅花染」は、
紅をはじめとする草木染料の美しさの裏側にあるのは、極寒の中での手作業。
紅花染めに適した季節は、1月・2月の寒い時期が最も適していると言われ、
淡雪にもたとえられる紅花の色素は、最も寒いこの時期以外には
美しく染めることができません。
随所に細かな節の浮かぶ紬地。
ほっこりとした質感。やわらかな表情。
ふんわりと。
照柿色から薄緑色、柑子色などのお色のグラデーションが美しく。
そこに浮織にて可憐に咲き誇る紅花を織描き出しました。
おでかけ、お買い物、お食事、お稽古など、
幅広くお召しいただきやすいシンプルな仕上がりですので、
ご年齢も問わず、お好みのお色柄を長くお楽しみいただける一枚です。
米沢の老舗の確かなお品…。
この機会に是非、お手元でご愛用頂けましたら幸いです!
絹100%
断ち切り身丈182cm 内巾38cm(最大裄丈72cm)
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お食事、お出掛け、ご旅行など
◆あわせる帯 カジュアル袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
解地入れ5,500円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て33,000円(全て税込)
[ 単 ]
解地入れ5,500円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て33,000円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+16,500円(税込)