商品番号 1353012

【アウトレット大島紬】 【本場大島紬】 古代染色純泥染 <一元越式・有色絣> 伝統的工芸品 「雲取に春秋花」 密な一元越式の絣美… 深みのある彩りが印象的! 

売切れ、または販売期間が終了しました。


伝統を受け継ぐ…本場大島紬。
古き良き伝統の絣柄は、最近では着物雑誌でも多数取り上げられたりと、
今改めて注目されているようでございます。

今では製作数は大変少なく、今も織り手さんがこつこつと織り上げられております。

代々譲り受けるお母様のお着物など…
大島紬をお持ちの方もいらしゃるのではないでしょうか。

一元越式絣による、細やかな十字が生む意匠美…
ぜひご堪能下さいませ!


大島紬ファンの方はもうすでにご存知かも知れませんが、
絣には「カタス」と「一元(ひともと)」がございます。

「カタス」の倍の絣糸を使用する「一元」。
一つ一つの十字絣が柄行を表現し、一つでも絣がつぶれていたりすると検査に不合格となります。
熟練の匠にしか手掛けることの出来ない高度な技法が必要とされております。
その意味でも、今回ご紹介するお品は本当に手間隙の掛けられたお品なのです。

大島紬は完成までに二度織られます。
一度目の締め機は、大島紬独特の精密な絣模様をつけるため。
上下の綿糸によってギュッと締められた部分は防染されて染料が入り込まず、
その染まらなかった部分が絣になるのです。

絣模様をくっきりと作るためには、大変な力で締めつけながら織り込まなければならず、
昔からこの締め機は男性の仕事とされてきました。

図案に合わせ締め機にかける糸を調節し、
確実に数ミリメートル単位の狂いもなく締め込んでいくというのは、緻密で根気のいる作業。
この時点で間違いがあれば、絣模様が出来なくなってしまうため、
力があるだけでは出来ない、神経を使う難しい仕事なのです。

その素晴らしい絹糸を高機による手織りで、一糸一糸心を込めて織り上げられます。
一反を生み出すのに、シンプルなお柄のものでも一か月。
凝った柄行のものですと、優に数か月もの月日を要します。

数センチメートル織り上げては経糸を緩め、一本一本針で絣を合わせていく。
本当に気の遠くなるような作業の繰り返し。

ご覧ください。
深みのある泥染めによる黒茶色の地。
意匠には「雲取に春秋花」の模様が織り成されました。

美しい赤や青、緑に橙色などを加えた彩りがアクセントに。

シャッシャッという大島特有の絹鳴り、さらりとした肌に軽い着心地の良さ。
一度お袖を通されますと、きっとやみつきになることでしょう。
特別仕入れにて、
どうぞお見逃しございませんようにお願いいたします。


商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約12.4m 内巾36.5cm(裄丈約69cmまで)
通産大臣指定伝統的工芸品の証紙、
鹿児島県織物工業協同組合の証紙が付いております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、女子会、街着、ランチ、趣味のお集まりなど

◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸帯、八寸帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
地入れ2,750円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て
「大島紬・結城紬」+23,100円(税込)「左記以外の紬」+12,100円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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