【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈74cm (1尺 9寸 5分) 袖巾37cm (9寸 7分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
お着物ファンの憧れ…黄八丈。
中でも圧倒的な粋姿を叶え、洗練された雰囲気をかもし出す、黒の黄八丈。
年々本当にご紹介の機会が減ってきているなか見つけて参りました!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
『黄八丈』―
その歴史は古く、室町時代から貢絹の歴史があります。
徳川時代には将軍家の御用品となり、大名や高官、御殿女中に用いられ「大奥」をも風靡しております。
徳川の中期以後、染織の技術が進み、黄・樺・黒の三色を組み合わせた
竪縞・格子縞が織られるようになり、現在に至るまで何百年もの継承がなされております。
黄は刈安、樺はまだみの樹皮、黒は椎の樹皮と、全て植物性の天然染色で、
数十回の染めを繰り返し表現される奥行きの色彩。色をとめるのに、
黄・樺は木灰を使い、黒は泥土を用いて直射日光で乾燥させます。
そして、糸染だけではなく、織にも特徴がございます。
黄八丈の織は「平織」のものと「綾織」のものがございます。
平織はその名の通り、経(たて)糸と緯(よこ)糸を
一本おきに交差させる最も基本的な織り方。
本品は、この平織の格子柄。
椎の「黒」をベースにしたシックな地に、
刈安の黄色の格子を織りなしております。
絹糸本来の落ち着いた光沢感が、
草木染のお色を際立たせて…。
手間ひまをかけてつくられたお品ですので、大事にお召しいただければ、
本当に長い年月を経ても変色することがなく、
色の冴えを見せてくれますし、飽きることなくご愛用いただけます。
また、丁寧な手織りですので、糸に無理がかからず大変丈夫です。
この度、偶然出会うことができました希少な逸品をご紹介いたします。
お探しの方にぜひ大切にご愛用いただければと願っております。
どうぞお見逃しなく!
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈160cm(適応身長155cm~165cm) (4尺 2寸 2分)
裄丈65cm (1尺 7寸 2分) 袖巾32cm (8寸 5分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾25cm (6寸 6分) 後巾30cm (7寸 9分)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、名古屋帯、半幅帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。