◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
じっくりと御覧ください。
一面たっぷりと刺繍が施された、贅沢過ぎる逸品!
伝統の技を心ゆくまでご堪能いただける、総刺繍袋帯をご紹介いたします
世界三大刺繍とも呼ばれる高度な刺繍技術を用いたお品。
帯地一面にお柄が縫い表された様子は圧巻です。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
今回ご紹介のお品は、世界三大刺繍と謳われる、汕頭・相良・蘇州刺繍をすべて使用した贅沢な一品。
一縫い一縫い手作業で行われる細やかな技は、刺繍の魅力をより一層際立たせます。
【スワトウ刺繍(汕頭刺繍)】
スワトウとは、中華人民共和国の沿海都会の広東省汕頭(SWANTOU)という
地名から由来する名称。この地を発祥とする刺繍技術であり、その歴史は
100年以上遡るとされております。
スワトウ刺繍は「オープン・ワーク(切り抜き刺繍)」の一種で、
糸を引き抜いたり、布地を切り抜いたりしてデザインの一部を透かした刺繍技術。
この引き抜き法の刺繍を、引き抜くという意味のドローンから「ドローン・ワーク」とも呼ばれております。
【蘇州刺繍】
2500年前、中国で生まれた蘇州刺繍。
その精巧な技術と繊細さで、世界最高峰の刺繍技術として評価されています。
蘇州刺繍は蘇繍とも呼ばれ、湖南の湘繍、四川の蜀繍、 広州の広繍(粤繍)があり、
これらは「四大刺繍」としても広く知られております。
【相良刺繍 】
中国三大刺繍の一。中国では漢の時代より見られ、日本でも奈良時代に仏像の羅髪((らほつ=巻き毛)の部分に使用されています。
相良刺繍は生地の裏から糸を抜き出して結び玉を作り、これを連ねて模様を描いていく技法です。非常に技術と時間を要しますが、とじ糸がなく糸が引っかからないのでどの刺繍よりも丈夫です。玉のように縫い込むことから別名を玉縫いとも呼ばれています。
光沢はなく蘇州刺繍と同じ糸を使用しているとは思えないほどの落ち着き、上品さは、日本の着物には最高の技法とされています。
艶かなのある灰みがかった深い緑色の引箔地。
お柄には創作性溢れる花意匠を縫い表しました。
ひと目で印象的なその意匠、構図、用いられた匠技、空間性。
一刺し一刺し…全て手作業で微細な技巧凝らした意匠。
見れば見るほどに、その美しさにため息がこぼれます。
職人さんの熟練の技と美的感覚の研鑽。
創意工夫によって生まれた典雅な柄行。
和姿はもちろん、洋装の方が多い場にも、ひときわ華やぐ装いに…
着姿に大きな存在感を与える、刺繍ならではの味わい。
洒落味溢れる意匠に、風格ある仕上がり。
唯一無二の表情を、ご堪能いただきたく存じます。
いついつまでも褪せることない、丁寧に創作された特選品です。
どうぞこの機会お見逃しなく、末永く大切にご愛用くださいませ。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.4m
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇など
◆合わせるお着物 色留袖、訪問着、付下げなど
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。