商品番号 1345730

【本決算】 【加賀友禅技術保存会会員 中町博志】 傑作本加賀友禅訪問着 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「紫式部」 加賀の重鎮、珠玉の逸品。 身丈155 裄65

売切れ、または販売期間が終了しました。

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫  裄丈68.5cm (1尺 8寸 1分) 袖巾35cm (9寸 2分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたがおおむね美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


『中町博志』氏―
あの直江良三氏に師事し、二代目由水十久氏、高平良隆氏、柿本市郎氏、上田外茂治氏、杉村典重氏、由水煌人氏など、
錚々たる顔ぶれで構成された、石川県指定無形文化財・加賀友禅技術保存会会員でもある中町氏。
ご存知の通り、その名は本加賀友禅界で一、二を争うほど。

「伝統的なデザインにとらわれる必要はない。着るべき人が着た時、もっとも美しく
 映える。だからこそ、1人1人に応じた着物を作る。
 それが私にとって加賀友禅なんです。」
作品に向けられた情熱と信念。
繊細でいて力強く、そして、なによりも自然で美しい。
確かな技と伝統に磨きぬかれた心、その二つがそろってこそ生まれる美の極致。
このうえない上品さとを醸し出す、希少な逸品訪問着をございます。

一流の作家さんともなると、豊かな感性で自然をとらえ、
一枚の絹布の上に表現する力は最早絵画の粋に達しています。
刺繍や金彩を一切用いない、それが本加賀友禅のおきもの。
ただひたすら純粋に、その染めの美しさを極め、技術を高める…

加賀百万石の城下町には、古くから<加賀染>といわれる染色法がありました。
京の都で画期的な友禅染めを大流行させた宮崎友禅斎が晩年に加賀へ戻り、
その技法を伝えたことが、加賀友禅の基礎となったとされております。

加賀友禅作家の工房で10余年もの修行をして師匠に認めてもらえなければ、作家として独立できないと言われるほどの厳しい世界。
絶え間ない努力、根気、並々ならないセンスが作家には必要です。
ほんの一人握りの人間がやっとたどり着く厳しい世界で、真の実力をつけた作家さんの作品です。
繊細な意匠の美しさと、着物の中に込められた想いがひしひしと伝わってまいります。


銘【 紫式部 】
しっとりと肌にやわらかく、
それでいてさらりとなめらかな上質な高級地。
その地を落ち着きある松葉色に染め上げ、描かれたのは瑞々しい紫式部の意匠。
今そこに浮かぶような精緻な意匠美、
加賀友禅独特の色彩美で描き出される意匠は、見るものにため息をつかせる仕上がりとなっております。
自信を持ってお召しいただけることでしょう。

しっかりとした染めの仕上がりはもちろんのこと、意匠の素晴らしさ、
絹布の上質さは、必ずやご納得いただけることと存じます。
本加賀の一流作家の逸品を。
お手元でご愛用くださいませ。


■中町博志 プロフィール
昭和18年 富山県福光 生まれ
昭和41年 加賀友禅師 直江良三氏に弟子入り
昭和47年 加賀友禅師として独立
昭和63年 石川県指定文化財 加賀友禅技術保持者に認定
平成07年 加賀友禅伝統工芸師認定
平成10年 金沢市文化活動賞受賞
現在   (協)加賀染振興協会理事

商品詳細

- 素材・サイズ

◆表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
背より身丈155cm(適応身長150cm~160cm) (4尺 1寸 0分)
裄丈65cm (1尺 7寸 2分) 袖巾33.5cm (8寸 8分)
袖丈47.5cm (1尺 2寸 5分)
前巾24.5cm (6寸 4分) 後巾30cm (7寸 9分)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 結婚式・披露宴、パーティー、レセプション、音楽鑑賞、芸術鑑賞、食事会など

◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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