何かと重宝する色無地。
お道具のように長くご愛用いただけるような、
良色のお品を仕入れてまいりました。
街着から改まったお席まで幅広く、
様々なシーンにご利用いただけます。
略礼装の着物として、また慶弔のお席でも大変重宝いたします。
お茶席やパーティーにもどうぞ。
今回、八掛付きのお品を問屋さんにお願いして、
大変お値打ちに仕入れてまいりました。
お目に留まりましたら、この機会にご検討くださいませ。
サラッとした手触りの良い絹布は、
加賀友禅の生地にも使用される上質な浜の地。
その地を落ち着いた深みのある青藍色に染め上げました。
染めは昔ながらの完全なる手技。伝統の「引き染め」にて仕上げております。
色無地の染め方には「炊き染め(=浸染)」と「引き染め」がありますが、
一般的なのは炊き染めで、熱した染液にドボンと反物を浸して染めつけます。
対して、本品で行われている引き染めは、一面を刷毛で染め上げる技法です。
反物の両端を張り木ではさんで引っ張り、
反物の耳と耳に、伸子(しんし)を等間隔に引っ掛けて巾を一定にする。
そして、一反13m強にわたり、染め職人さんの長年の勘と経験のみに頼り、
丁寧に刷毛をすべらせて染め上げてゆく…
どちらがコスト高か、おのずとお分かりいただけましょう。
少しでもムラになってしまえばすぐに難モノとされてしまいますから、
その染めは、まさに真剣勝負。
その日その日の湿度等によっても染め通りは常に変化し、
本当に、熟練の職人技を必要とする染め技法なのです。
お色が美しく、お召しになる方に寄り添うように、
調和することでしょう。
お顔映りも良い一枚です。
薄地、濃地どちらのお色の帯も合わせやすく、
お召しになる方のコーディネート次第で、
幾通りにも変化します。
帯合わせもお楽しみくださいませ。
お値打ち価格でのご提供です。
お気に入りの一枚となりましたら幸いでございます。
どうぞこの機会をお見逃しのないようお願いいたします。
絹100%
長さ:約13m(八掛付)内巾約36.5cm(裄最長約69cm)
白生地には特選浜ちりめん「まるまん光彩」を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、お茶席、お稽古事など
◆あわせる帯 袋帯 名古屋帯
お仕立て料金はこちら
湯のし1,320円+※胴裏7,260円~+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+12,100円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。