「吉」の落款が入った栗山吉三郎の和染紅型の染め名古屋帯のご紹介です!
今作は生地にもこだわって、CHUL THAI No.6シルクの塩瀬地が用いられました。
かの有名な「染の北川」が生み出した生地です。
和木沢絹や松岡姫。
そこから7年以上かけて出来上がったゴールドシルクを経て…
さらなる白さとやわらかさを追求し生み出されたのが≪CHUL THAI No.6≫。
今回の作品に用いられている白生地でございます。
CHUL THAI No.6
Fresh Raw Silk:繭の中の蚕が生きたまま繰糸する「完全生繰り糸」
☆光沢が良い(発色に優れ、つやがある)
☆糸が細く長い(軽い生地に織り上がるため、裾さばきが抜群)
☆強くてしなやか(弾力性・伸縮性に富み、シワの回復が早い)
染めの表情そのものが、勝負となる塩瀬の染帯。
まさに極上の染め色を堪能いただけることでしょう。
この帯地に対し、染めを施したのが栗山工房。
栗山工房は、沖縄の紅型に魅せられた【栗山吉三郎】氏が、
昭和の半ばに京都で創業した伝統ある工房です。
沖縄の色彩豊かで美しい紅型染と、日本のしっとりとした深みのある伝統色が溶け合った
本当に素敵な染帯です。
凛としたハリのある塩瀬地を、穏やかで淡い抹茶色を基調に染めて。
意匠には、「象更紗」の柄を表しました。
紅型の彩りで和の風情を表現し、味わいある情緒たっぷりな仕上がりとなっております。
栗山工房独特のムードが、お締めになられる方のハイセンスな感性を演出します。
丹精込めた紅型の和染め技法にて、地色に冴える彩りは
ひと目で心が晴れやかになるような印象です。
おしゃれな染帯はぜひ、こだわりをもってお選びいただきたいものです。
織りの着物や小紋などにあわせて、品あるお洒落をお楽しみくださいませ。
今はなき大変希少な帯地を染めた作品ですので、
どうぞこの機会をお見逃しなさいませんよう、お願いいたします。
絹100% 長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
白生地には、「CHUL THAI No.6」を使用した高級塩瀬地を用いております。
※おすすめ帯芯:突起毛綿芯 ◇お太鼓柄
※お仕立てご依頼の際、お仕立て上がり時のたれ先は無地となります。(メーカー推奨)
たれ先柄有りでのお仕立てをご希望の際はその旨ご指示下さい。
◆最適な着用時期 9月~5月(秋単衣から袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事、ショッピング、行楽などのカジュアルシーンに。
◆あわせる着物 小紋、色無地、御召、紬
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。