重要無形文化財「友禅」保持者。
人間国宝【 羽田登喜男 】氏の手による、
代表的な鴛鴦図の訪問着のご紹介でございます。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
羽田登喜男―
加賀と京の友禅を融合させ、手書きの友禅に独自の意匠を見出した巨匠。
「羽田友禅」とも呼ばれる世界を確立した、羽田登喜男氏の
代名詞ともいうべき代表的文様…『鴛鴦』。
あまりにも有名なその鴛鴦紋、
着物通の方ならばご存知かと存じ上げます。
今回ご紹介のお品は、その鴛鴦のデザイン。
たぐいまれに見る秀でた審美眼と、蒔き糊をはじめとする
確かな友禅の技術とその表現方法、そのすべてが充分に感じられるお品。
さらりとした質感の絹布はややくすみの鳩羽鼠。
その鳩羽鼠地に、水面に戯れる鴛鴦の姿が配されて。
羽田登喜男氏が2008年にご逝去されてよりはや13年。
登喜男氏自ら手掛けたお品というものはやはり
流通からだんだん姿を消していっております。
だからこそ、より希少に。
是非大切にお召しいただける方に、
母娘代々受け継いでいく一枚として、
大切にお届けさせていただければと願っております。
お手元でご愛用頂けるお品となりましたら幸いで御座います。
【 羽田登喜男 】略歴
明治44年(1911):1月14日金沢市生まれ。
大正14年(1925):金沢で友禅師南野耕月に入門。
昭和06年(1931):京都で曲子光峰に師事。
昭和12年(1937):京都で独立。日本伝統工芸展を中心に活躍。
昭和51年(1976):第23回日本伝統工芸展東京都教育委員会賞、藍綬褒章。
昭和53年(1978):京都府美術工芸功労者。
昭和57年(1982):勲四等瑞宝章。京都府在住。
絹100%
たち切り身丈174cm
(※160cm以上のご寸法をご希望の場合要お見積り)
内巾36cm(裄68cm前後まで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、入卒・七五三おつきそい、
パーティー、お茶席 など
◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし3,850円+※胴裏7,260円~+海外手縫い仕立て33,000円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+16,500円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。