商品番号 1340425

●【夏物】 創業450余年【千總(ちそう)】 本手描き京友禅絽訪問着 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「萩」 これぞ千總… 老舗が描く最高級の夏物。 身丈158 裄67

売切れ、または販売期間が終了しました。

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【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm (1尺 8寸 5分) 袖巾36cm (9寸 5分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!



きものというお召し物。
その正統派の代表格となる千總友禅の特選訪問着のご紹介です。

今回ご紹介のお品は、製作数も限られております夏の一枚。
正統派の古典美を感じていただけるひと品になっております。
お値打ちにご紹介させていただきますのでどうぞお見逃しなくお願い致します。

今を遡ること460年あまり。
西暦1555年(弘治元年)、
千切屋西村家が京都三条烏丸西入御倉町の地に織物業を始めたことをもって
千總の創業とされております。

もともと千總の先祖は藤原氏の出で、奈良興福寺の一乗院に関係が深く、
春日大社の若宮祭に『千切花』(ちぎりばな)と呼ぶ供花を捧げるのを
慣例としていました。

京都に移ったのは、平安遷都に際し
都城造営の仕事を命ぜられたからだといいます。
この宮大工のときに『千切屋』の屋号を賜り、
織物業の創業にあたり千切屋總左衛門の名から『千總』と名付けたのでした。

その後、江戸の中期にかけて友禅染めが大流行し、
千總も御所や宮家の御用をはじめとして友禅小袖を手がけ、
その優秀な技術と感覚が賞賛を得ました。
昭和33年には皇太子様御成婚のための美智子様調度品の御用命を受ける等、
現在に至るまで 「千總の友禅」は多くの人々に憧れの存在となっております。

白生地には駒絽地を使用しております。
五泉の駒絽は、越後(新潟県)の五泉市で産出される織物ですが、
五泉の織物の歴史は古くは五泉平(袴地)から始まり、
年間の平均湿度75%という絹織物にとって好条件に恵まれ、
現在は平絽・駒絽などの夏物白生地の品質が良く定評があります。

その駒絽地を、清雅な青磁色から緑黄色に暈し染め上げて。
意匠には萩の模様を爽やかな色彩にて描き出しました。
深い地色に映える銀彩使いがやわらかな華やぎを宿したお着物となりました。

日本の美を、暑い夏の日にも存分に感じて頂けるひと品に仕上がりました。
凛と清らかにフォーマルシーンを彩ってくれることでしょう。
地風の醸し出す品の良さや染めの繊細さを楽しみ、
季節を装う贅沢をお届けいたします。

まさに唯一の存在感は、そこにただあるだけでも周囲の目を虜にし、
あまりの美しさに誰しもがため息をつくことでしょう。

なにより、天皇家の調度品をも調えられる『千總』を代表する品々は、芸術の域に達しています。
一点一点、京友禅に関わる職人が心血を注いで染めあげたお品ですので、母から娘へと世代を越えて末長く大切にしていただける方にお届けいたします。

自信を持ってお勧めいたします。
ぜひこの機会をお見逃しなく!

商品詳細

- 素材・サイズ

◆表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
背より身丈158cm(適応身長153cm~163cm) (4尺 1寸 7分)
裄丈67cm (1尺 7寸 7分) 袖巾33.5cm (8寸 8分)
袖丈48cm (1尺 2寸 7分)
前幅24cm (6寸 4分) 後幅29.5cm (7寸 8分)
高島屋扱い品

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、ご挨拶、音楽鑑賞、観劇など

◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯



※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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